出版社内容情報
いまやすっかりブームとなった複雑系。しかし経済学との関係についてはあまりにも誤解が多すぎる。自己組織化システムを経済理論に応用した刺激的な1冊。
内容説明
複雑系は経済学に何をもたらすか!自己組織化の概念を経済分析に応用し、経済学に新しい視野を提供するクルーグマン教授の意欲作。
目次
第1部 胚、地震、そして経済学(空間における自己組織化;景観複雑性;都市のミステリー;自己組織化の原理;これまでのまとめ)
第2部 時間と空間における自己組織化(自己組織化のダイナミクス;時間における自己組織化;空間における自己組織化;結論;補論―中心地の進化)