公共経済―社会資本の理論と政策

公共経済―社会資本の理論と政策

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  • サイズ A5判/ページ数 226p/高さ 22X16cm
  • 商品コード 9784492311776
  • NDC分類 331
  • Cコード C3033

内容説明

公共部門の肥大化は、財政支出の膨張を招き、公共支出や補助金が経済の効率性を阻害し、財政政策の機動性を損なうなど、マイナス面が目立つようになってきた。本書では、第1に、静学的な枠組みで公共資本の運営の問題が、第2に、公共資本の形成の問題が動学的な枠組みで議論されている。経済の効率と公正および安定化という目的に照らし合わせて、公共活動の原理・原則を追求した研究書である。

目次

第1章 公共サービスと公共部門
第2章 公共サービスの供給と費用負担
第3章 料金制度の経済分析
第4章 自然独占の規制と競争
第5章 公共資本の形成
第6章 公共投資と資本市場
第7章 公共資本と所得分配
第8章 公共サービスの供給と資金調達
第9章 公共資本の形成過程