捨てられるホワイトカラー―格差社会アメリカで仕事を探すということ

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  • サイズ A5判/ページ数 311p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784492260852
  • NDC分類 366.29
  • Cコード C3036

内容説明

突然に仕事を失うビジネスエリートの苦悩と、「敗者復活」の難しさを綴った体験的ルポ。

目次

第1章 就職活動のためのコーチを探す
第2章 就職ネットワークの世界に踏み出す
第3章 新兵訓練を生き延びる
第4章 変身―外見を向上させるためのレッスン
第5章 神様とネットワーキング―教会主催の就職セミナー
第6章 もっと上を目指して
第7章 ついに「合格」となる
第8章 中流から下流へ

著者等紹介

エーレンライク,バーバラ[エーレンライク,バーバラ][Ehrenreich,Barbara]
アメリカ屈指のコラムニスト・社会評論家。1941年、モンタナ州生まれ。1991年から97年まで『タイム』誌のレギュラーコラムニスト。『プログレッシブ』『ニューリパブリック』『ネイション』『ミセス』『アトランティック・マンスリー』『ハーパーズ・マガジン』各誌のコラムニストとしても活躍。1980年に全米雑誌賞(National Magazine Award)、1982年にフォード基金賞を受賞

曽田和子[ソダカズコ]
翻訳家。東京外国語大学英米科卒業。南山大学大学院文学研究科英文学修士課程修了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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katoyann

12
アメリカの転職支援ビジネスの闇を告発したノンフィクション作品。貧困労働者のルポで有名なエーレンライクが就活者に扮し、コーチングのセミナーに参加し、転職サイトに応募して就職するまでを描いた。 ビジネス界の自己啓発が就職の成否を個人の心掛けと実践に帰する誤りと欺瞞を辛辣な口調で批判する。著者自身もアフラックの委託販売員に採用が決まるが、契約社員の扱いであり、しかも研修費をむしり取られるということに気づき、辞退する。 人件費削減名目の大量解雇とアウトソーシングにより、仕事のない社会の闇が浮き彫りにされている。2021/01/11

takao

2
ジャーナリストが失業者のふりをしての就職活動の体験記。就活コーチ代が電話30分100ドルとか。研修とか。それでも、仕事のオファーがあったのは、生命保険のセールスなど。むしろ、アメリカでの失業者向けの就活ビジネスの実態か。2022/06/24

nobot

0
タイトルが内容にあまりマッチしていない.内容は,著者のホワイトカラーと言う身分での中途採用就活について.結局ろくな職が見つからなかったと言う結論.一般論ではなく,あくまで体験談.2013/05/01

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