リストラと転職のメカニズム―労働移動の経済学

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  • サイズ A5判/ページ数 294p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784492260678
  • NDC分類 366.21
  • Cコード C3033

出版社内容情報

1990年代の日本の労働市場に何が起きたのか? 多様なデータから詳細な分析を行い、真にあるべき雇用政策を検討したものであり、証拠なき常識への挑戦である。

内容説明

本書は、日本の雇用に生じている事実を経済学の観点から分析したものであり、証拠なき「常識」への挑戦である。多様なデータから詳細な実証分析を行い、真にあるべき雇用政策を検討している。

目次

「リストラ」と「転職」の新たな視点
雇用削減行動と株価
リストラ中高年の行方
中高年の転籍出向における成功要因
正規従業員の雇用削減と非正規労働の増加:1990年代の大型小売業を対象に
希望退職の募集と回避手段
年功的処遇と雇用
転職のメカニズムとその効果
失業給付によるモラルハザード:就職先希望条件の変化からの分析
失業者の再就職行動:失業給付制度との関係
雇用機会と労働の流出入
若年失業の再検討

著者等紹介

玄田有史[ゲンダユウジ]
1964年生まれ。東京大学大学院経済学研究科中退。経済学博士。現在、東京大学社会科学研究所助教授

中田喜文[ナカタヨシフミ]
1955年奈良県に生まれる。Ph.D.in Economics(カリフォルニア大学バークレー校)。現在同志社大学マネージメントスクール長・教授
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