政権交代はなぜダメだったのか―甦る構造改革

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政権交代はなぜダメだったのか―甦る構造改革

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  • サイズ B6判/ページ数 225p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784492212011
  • NDC分類 312.1
  • Cコード C0031

内容説明

震災復興、日本郵政、農業活性化、マイナンバー(共通番号)制度、財政赤字を止める制度改革―民主党には解けなかった5つの大問題に答えを出す。

目次

第1章 「3・11」で浮かび上がった行政の機能不全(統治リアリズムの欠如;被災者と向き合わない無責任な行政;国と地方の相互依存;成熟社会における住まいの確保とまちづくり;被災者の尊厳を守る仕事の確保;奥尻島の失敗に学ぶ)
第2章 民営化後に翻弄される日本郵政(民営化後に混迷を深める郵政事業;政府部門関与の実態1 業績面への影響;政府部門関与の実態2 経営管理面への影響;歪む民営化プロセス;魅力ある公開企業に向けて;民営化プロセスの最終形―完全民営化後の姿)
第3章 日本の三農問題を考える(農業の国際競争力の現状;日本の三農問題1 「農家の活性化」;日本の三農問題2 「農地の有効活用」;日本の三農問題3 「農業の生産性向上」;グローバルな解とTPP)
第4章 一人ひとりと向き合うためのマイナンバー(民主党政権のマイナンバー;日本社会の実態;社会保障の現場の実態;共通番号(マイナンバー)による社会再生
自治体の新たな取り組み)
第5章 政府の再設計と政府赤字の封じ込め(日本国民の生涯設計の揺らぎと社会保険会計の脆弱化;社会保障支出の突出とガバナンスの欠如;資源の効率的利用とサービスの選択肢拡大としてのディレギュレーション;ソブリン・デット・クライシス(主権国家の債務危機)の回避策)

著者等紹介

田中直毅[タナカナオキ]
国際公共政策研究センター理事長。1945年愛知県生まれ。東京大学法学部卒業。東京大学大学院経済学研究科修士課程修了。国民経済研究協会主任研究員を経て、1984年より本格的に評論活動をはじめる。1997年、21世紀政策研究所理事長。2007年4月より、国際公共政策研究センター理事長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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