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霞が関をぶっ壊せ!―公務員制度改革をめぐる壮絶なバトルの記録

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  • サイズ B6判/ページ数 270p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784492211793
  • NDC分類 317.3
  • Cコード C3031

内容説明

われ官僚帝国とかく闘えり。改革に抵抗したのは誰か?舞台裏の攻防がすべて明らかに。

目次

第1章 わが体験的キャリア官僚論
第2章 安倍政権下の第一次公務員制度改革
第3章 第二次公務員制度改革への頑強な抵抗
第4章 第二次公務員制度改革は何を目指すのか
第5章 壮絶だった国会でのバトル
第6章 先進国の公務員制度改革
第7章 省庁「縦割り社会」は打破できる

著者等紹介

高橋洋一[タカハシヨウイチ]
1955年東京都生まれ。東京大学理学部数学科・経済学部経済学科卒業。博士(政策研究)。1980年大蔵省入省。大蔵省理財局資金企画室長、プリンストン大学客員研究員、内閣府参事官(経済財政諮問会議特命室)、内閣参事官(首相官邸)等を経て、東洋大学経済学部総合政策学科教授、社団法人アジアフォーラム・ジャパン理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

k2jp

1
「中の人」視点で公務員制度改革について書かれた本。軽く公務員制度の歴史や諸外国との比較についても触れられている。メインは著者が関わった安倍・福田政権時の公務員制度改革で、新聞・テレビで報じない個人名付きの生々しい発言や駆け引きを覗き見ることができる。著者によると、退職後2年間は再就職制限(または人事院承認)があり、それを回避するため所属官庁別の天下り斡旋が横行、それに期待するが故に所属官庁の言いなり=>縦割りの構図となる。能力主義・成果報酬の導入については心理的な側面からの検討が甘い→『報酬主義をこえて』2011/11/04

かめかめ

0
この本を読むと、国家公務員制度改革の全容と その意義、一般的にはエリートとされる キャリア組みから選抜される官僚の悪らつさが よくわかります。 公務員制度改革というのは (1)キャリア制度の廃止   →人事制度に能力・実績主義の導入 (2)内閣一括人事の導入   →各省ごとの縦割り主義の廃止 (3)官僚主導からの脱却   →真の「議員内閣制」への転換 (4)労働基本権の付与   →労使間の健全な緊張関係の構築 (5)内閣人事庁の創設   →天下りの廃止 を五つの柱にするものである。 国益ではなく省益を2009/03/03

山男777

0
著者は日本の政権の内部に深く関わりメディアにあまり触れない活字も出てきて興味深く読んだ。新聞等でお目にかかる閣議決定も、事前に省庁の次官会議の承認の元に行われるとの事。大臣が部下の事務次官の任命権がないとかの話。昨今の日本の舵取りは実質、官僚であると。この本から見ると国会議員なんてお飾り空気みたいな存在だと思い知った。2012/03/31

junkoda

0
タコツボの話にあるように皆被害者だと思っているのだろうな。2009/07/02

takao

0
ふむ2018/01/29

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