出版社内容情報
都市と地方の格差、財政問題など、未曾有の好景気といわれながら、多くの問題を抱えている日本。塩川正十郎氏はじめ大物の識者がこれからの日本のあり方を提言する。
内容説明
人生の先達が、次代を担う方々に伝えたいこと。
目次
第1章 日本再生への提言
第2章 省庁再々編と行政改革の視点
第3章 「道州制」導入で国の形を変える
第4章 地方自治体の財政力格差の調整
第5章 世界に通用する金融構造を目指せ
第6章 国際社会の中での日本のあるべき姿
第7章 憲法改正の要点
著者等紹介
塩川正十郎[シオカワマサジュウロウ]
1921年、大阪府生まれ。1944年慶應義塾大学経済学部卒業。67年衆議院議員初当選。以後、当選十一回。内閣官房副長官、運輸大臣、文部大臣、内閣官房長官、自治大臣、国家公安委員長などを歴任。2001年4月から03年9月まで小泉内閣で財務大臣を務めた後、衆議院議員を勇退。現在、東洋大学総長、(財)関西棋院理事長ほか各界で活躍中
水野清[ミズノキヨシ]
1925年生まれ。1951年東北大学経済学部卒業後、NHK入局。67年、衆議院議員総選挙に立候補し、初当選。以後、当選九回。建設大臣、総務庁長官、自由民主党総務会長を歴任。96年、橋本内閣の下で、行政改革担当の内閣総理大臣補佐官に就任。行政改革会議事務局長を兼任し、六大改革を推進した。また、「日本再建のため行革を推進する700人委員会」の代表世話人を務め、積極的に改革案を提言している
石原信雄[イシハラノブオ]
1926年、群馬県生まれ。1952年、東京大学法学部卒業後、地方自治庁(現総務省)入庁。82年財政局長、84年事務次官、87年(~95年)内閣官房副長官(竹下、宇野、海部、宮澤、細川、羽田、村山の各内閣)を歴任。現在、財団法人地方自治研究機構会長
尾崎護[オザキマモル]
1935年生まれ。1958年東京大学法学部卒業後、大蔵省(現財務省)入省。主税局長、国税庁長官などを経て、92年大蔵事務次官。94年国民金融公庫(99年から国民生活金融公庫)総裁。2003年矢崎科学技術振興記念財団理事長
安斎隆[アンザイタカシ]
1941年、福島県生まれ。1963年東北大学法学部卒業後、日本銀行入行。94年日本銀行理事就任。98年退任、日本長期信用銀行頭取就任。2000年退任。同年イトーヨーカ堂顧問就任。2001年、アイワイバンク銀行設立とともに代表取締役に就任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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メルセ・ひすい
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