出版社内容情報
NGOネットワークの果たす役割が拡大している。近年の国際条約の成立過程を概観しつつ、彼らが国際政治にどのようにかかわったのかを分析する。
内容説明
NGOは如何にして国際社会を動かしてきたか?多国間条約形成の担い手となったグローバルな市民連携の軌跡。
目次
第1章 TCSの歴史的沿革と諸理論
第2章 気候変動枠組み条約・京都議定書と気候行動ネットワーク
第3章 対人地雷全面禁止条約と地雷禁止国際キャンペーン
第4章 国際刑事裁判所設立規程と国際刑事裁判所を求めるNGO連合
第5章 事例研究から導かれるTCSの属性
第6章 今後の課題と展望
著者等紹介
目加田説子[メカタモトコ]
上智大学外国語学部卒業後、ジョージタウン大学国際政治学修士課程、コロンビア大学建築学部都市計画修士課程を経て、大阪大学大学院国際公共政策研究科博士課程修了(国際公共政策博士)。テレビ局、財団に勤務後、2001年より経済産業研究所研究員。2002年に東京大学客員助教授。1997年より地雷廃絶日本キャンペーン(JCBL)運営委員
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。