読本シリーズ
アジア経済読本 (第3版)

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  • サイズ A5判/ページ数 358,/高さ 21cm
  • 商品コード 9784492100066
  • NDC分類 332.2
  • Cコード C3033

出版社内容情報

危機後の現状を新たに加えて全面改訂。奇跡、危機、危機後の流れで、戦後年のアジア各国・地域の発展過程を追いながら、現在の状況と課題がわかるテキスト。

内容説明

多様なるアジア経済の全体像がわかる必読テキストの全面改訂版。アジア経済危機後ほどなくして修復したアジア経済に内在する自立的で強靱なメカニズム、そして現在の状況と課題がみえてくる。

目次

現在のアジアにとって何が問題か
第1部 NIES―「四小龍」の挑戦はつづく(韓国―危機と改革;台湾―岐路に立つIT生産基地 ほか)
第2部 東南アジア―新成長軌道の模索(タイ―拡大から安定へ;マレーシア―複合民族社会の経済発展 ほか)
第3部 アジア社会主義国―プラグマティズムの覚醒(中国―社会主義市場経済の実像;ベトナム―ドイモイの成果と課題 ほか)
第4部 インド亜大陸―貧困脱却への坂道(インド―新ダイナミズムの時代へ;パキスタン―持続的経済発展の基礎条件 ほか)

著者等紹介

渡辺利夫[ワタナベトシオ]
1939年甲府市に生まれる。1963年慶応義塾大学経済学部卒業。1970年同大学大学院博士課程修了。経済学博士。筑波大学教授、東京工業大学教授を歴任。現在、拓殖大学国際開発学部教授・学部長。東京工業大学名誉教授。著書に『成長のアジア 停滞のアジア』東洋経済新報社、1985年(吉野作造賞)、『開発経済学』日本評論社、1986年(大平正芳記念賞)、『西太平洋の時代』文芸春秋、1989年(アジア太平洋賞受賞)、『神経症の時代』TBSブリタニカ、1996年(開高健賞正賞)他
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