魂の退社―会社を辞めるということ。

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魂の退社―会社を辞めるということ。

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  • サイズ B6判/ページ数 211p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784492045947
  • NDC分類 916
  • Cコード C0036

出版社内容情報

「報道ステーション」「情熱大陸」で話題沸騰! 超人気コラムニスト(元朝日新聞論説委員)の笑って泣けて元気が出る初エッセイ。「まっとうに会社で働く人が日本を支えている。それは本当にそうだと思う。
 しかし、会社で働いていない人だって日本を支えている。
自営業の人たち、フリーランスで働く人たちは言うまでもない。
 さらに、お金を稼いでいない人たち、たとえば専業主婦、仕事をやめた高齢者、何かの事情で働けない人、子どもだって、みんな日本を支えているんじゃないだろうか?
 食事をつくる、掃除をする、孫と遊ぶ、何かを買う、近所の人にあいさつをする、だれかと友達になる、だれかに笑顔を見せる――世の中とは要するに「支え合い」である。
 必ずしもお金が仲介しなくたって、支え合うことさえできればそこそこに生きていくことができるはずだ。
 しかし会社で働いていると、そんなことは忘れてしまう。毎月給料が振り込まれることに慣れてしまうと、知らず知らずのうちに、まずお金を稼がなければ何も始められないかのように思い込み始める。
 そして、高給をもらっている人間がエラいかのようにも思い始める。
 だから、会社で働いていると、どうしても「もっと給料よこせ」という感覚になる。これは、どんな高給をもらっていても同じである。(中略)
 しかし私は、もうその争いに意味を感じなくなってしまった」(プロローグより)
 そういう著者が選択したのは、会社を辞め、電気代200円で暮らす清貧生活だった。しかし、著者はかつてないほど希望に満ちていると書く。日々が何より新しい。それは「お金」や「会社」から自由になったことで得たものだ。会社とは、お金とは、人生とは何かを問う。笑って泣けて考えさせられて最後に元気が出る本!

アフロにしたことと会社を辞めたことは関係ありますか  

プロローグ 会社を辞めるということ  

その1 それは安易な発言から始まった  

その2 「飛ばされる」という財産  

その3 「真っ白な灰」になったら卒業  

その4 日本ってば「会社社会」だった!  

その5 ブラック社員が作るニッポン  

その6 そして今  

エピローグ 無職とモテについて考察する 

稲垣 えみ子[イナガキ エミコ]
稲垣 えみ子(イナガキ エミコ)
自由人
1965年、愛知県生まれ。一橋大学社会学部卒。朝日新聞社入社。大阪本社社会部、週刊朝日編集部などを経て論説委員、編集委員をつとめ、2016年1月退社。朝日新聞VS橋下徹氏の対立では大阪本社社会部デスクとして指揮をとり、その顛末を寄稿した月刊「Journalism」(朝日新聞出版)が注目を集めたほか、最近の朝日2大不祥事の後に朝日ブランド立て直しを目指して連載したコラムが一種異常な人気となり、テレビ出演などが相次いだ。その際、テレビ画面に映し出されたみごとなアフロヘアと肩書きのギャップがネット上で大きな話題となった。著書に『死に方が知りたくて』(PARCO出版、1995年)、『震災の朝から始まった』(朝日新聞社、1999年)、『アフロ記者が記者として書いてきたこと。退職したからこそ書けたこと。』(朝日新聞出版、2016年)がある。

内容説明

テレビ、ラジオで大反響!アフロでおなじみの元朝日新聞編集委員・初の書き下ろし!

目次

アフロにしたことと会社を辞めたことは関係ありますか
プロローグ 会社を辞めるということ
その1 それは安易な発言から始まった
その2 「飛ばされる」という財産
その3 「真っ白な灰」になったら卒業
その4 日本ってば「会社社会」だった!
その5 ブラック社員が作るニッポン
その6 そして今
エピローグ 無職とモテについて考察する

著者等紹介

稲垣えみ子[イナガキエミコ]
1965年、愛知県生まれ。一橋大学社会学部卒。朝日新聞社入社。大阪本社社会部、週刊朝日編集部などを経て論説委員、編集委員をつとめ、2016年1月退社(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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徒花

366
なかなかおもしろかった。テーマは「会社」で、「じつは多くの日本人は“無意識のうちに”“自分が思っている以上”に会社に従属しているし、社会も“会社ありき”という前提で回っているのだが、“そうじゃないと生きられない”と考えるのはもしかしたら間違いかもしれないよ」と述べている。ただ、著者のいう会社に対する不信感みたいなものは数百人が働いている大企業で働いているからこそ生じるメンタルなんじゃないかなぁなどとも思ってしまう。とはいえ、とはいえ示唆に富み、軽やかなタッチの読みやすい文章であった。2016/08/23

アキ

111
2016年発行。本棚整理目的で再読。50歳会社を辞めてみて考える、この国の社会や会社のこと。「会社をやめてみて、猛烈にやりたくなったことが仕事である。」とありますが、同年代なので身につまされます。朝日新聞社という大企業を辞めても、最近もよくテレビでお見掛けしますので、むしろひとりになることでつながりが増えたのかもしれないですね。本書は辞めた直後の自由ですっきりした後に、身の回りに起きたことへのあたふたした感じが記された貴重な本だと思います。「おもろうて、やがてかなしき無職かな」2022/08/20

ばんだねいっぺい

98
 なんだかんだ、できる人なんじゃないか、この人は。もし、朝日新聞の社員さんがみんなこんなに世間知らずだとしたら、うすら寒い感覚がある。体験してみるとという側面もあるが、普段、金のない人やキツイ暮らしをしてる人との接点がないのだろうか。 その気がなくてもその手の暗い話は耳へと飛び込んでくるが。2017/07/09

tetsubun1000mg

95
新聞記事でアフロヘアの女性記者が、震災後に自宅の電気契約アンペア数を落としたりして節電を実際に体験するコラムを読んでいたので、あの人かと思って手に取りました。  見た目も考え方も変わっているなあと思いましたが、正直な気持ちを書かれていると感じました。 退社しなくてもいいように思ってしまいますが、ご自分の人生に対する決断ですからそれも今後の記事のネタにされるのでしょう。 文章はさすがプロ、読みやすいしスーッと入ってくる。2019/10/21

はたっぴ

90
ガツガツ働き、欲望全開の暮らしをしていた著者が「お金がない方がハッピー」という確信を得るために、会社を辞めて無職になった。エネルギッシュで徹底した極貧生活ぶりが、元新聞記者(著者)により赤裸々に綴られている。「このままでいいの?」という迷いは、誰でもふいに感じることだろう。“勝負を挑むかのように「負けちゃいけない」と発奮して日々を送っていた。真面目に頑張ったらその分何かが返ってくるわけではないのに…。”等々、退職前後の自らの深層心理を探りながら、見栄を手放して等身大の自分を語る魂の一冊だった。⇒⇒2016/06/17

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