出版社内容情報
多少の労働需要回復に、楽観ムードは禁物である。高校進路指導が本当になすべきことは何なのか？社会学からの分析と提言。
目次
第１章 序論：「積極的進路保障」はなぜ困難なのか？（本書の目的；労働需給への新しい視座 ほか）
第２章 新規高卒労働市場の閉鎖化と中小企業の雇用行動（本章の課題と先行研究の検討；高学歴代替の企業規模別・業種別特徴 ほか）
第３章 新卒労働供給の変容と中小企業における新規高卒技能工の配置と分業範囲（本章の課題と概念ツールの準備；Ｉ社（トラック・ボディー製造業） ほか）
第４章 労働需給構造の教師による認識と進路指導・就職斡旋におけるリアクション（本章の課題と「新しい組織論」；「実績関係」の主観的レベルと客観的レベル ほか）
第５章 結論：「積極的進路保障」実現のために（分析結果の整理；理論的インプリケーション ほか）
著者等紹介
筒井美紀［ツツイミキ］
２００２年３月東京大学大学院教育学研究科博士課程単位取得退学。２００２年４月日本学術振興会特別研究員。２００４年３月東京大学大学院教育学研究科より博士学位（教育学）取得。２００４年４月京都女子大学現代社会学部専任講師 現在にいたる（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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