目次
均等法後のフェミニズム的性別分業研究に向けて
第1部 理論編(労働市場における資源分配の公平性をめぐって―「差別の経済学」批判;性別分業における権力関係―R.マーフィーの権力概念による検討;労働市場分析の社会学的パースペクティブ―公平性を検証するための分析枠組みとは)
第2部 実証分析編(仕事の場における事柄決定力と勤続年数効果;仕事の場における事柄決定力規定要因とジェンダー;労働市場における役職獲得とジェンダー)
結論
著者等紹介
村尾祐美子[ムラオユミコ]
1971年茨城県に生まれる。2001年お茶の水女子大学大学院人間文化研究科修了。博士(社会科学)。現在、日本学術振興会特別研究員。専攻は労働社会学、ジェンダー論。2000年、第23回労働関係図書賞(『学校・職安と労働市場』の他の執筆者と共に)。2002年、第6回女性学研究国際奨励賞(「労働市場における地位達成とジェンダー」)
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