出版社内容情報
「旧石器文化」「縄文文化」「弥生文化」の三部立てよる二十四論文を収める。「砂川遺跡」「東日本縄文期墓制の変遷(予察)」「壺形土器」「鏡」等。
内容説明
近年、大きな方向転換を迫られる考古学研究。研究史の画期となる必読論考、また新たな潮流を示す興味深いアプローチの数々を、旧石器文化・縄文文化・弥生文化の三部に分けて収録する。
目次
1 旧石器文化(“SUGIHARA’S HYPOTHESIS”を破ってほしい;砂川遺跡;広域に分布する火山灰―姶良Tn火山灰の発見とその意義 ほか)
2 縄文文化(東日本縄文期墓制の変遷(予察)
関東地方の貝塚遺跡における貝類採取の季節性と貝層の堆積速度
縄文時代集落復原への基礎的操作 ほか)
3 弥生文化(壷形土器;弥生土器のはじまり―遠賀川式土器の系譜とその成立;共同体と単位集団 ほか)
著者等紹介
石川日出志[イシカワヒデシ]
1954年生れ。現在、明治大学文学部教授
小杉康[コスギヤスシ]
1959年生れ。現在、北海道大学大学院文学研究科北方文化論講座・助教授
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