おばさん四十八歳 小説家になりました

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おばさん四十八歳 小説家になりました

  • 植松 三十里【著】
  • 価格 ¥1,650(本体¥1,500)
  • 東京堂出版(2013/12発売)
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  • サイズ B6判/ページ数 237p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784490208511
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0095

出版社内容情報

42歳で作家修業をはじめ、48歳で小説家デビューした、おばさんの奮闘記。デビューのしかた、小説の書き方の極意もこっそり伝授!

ファッション雑誌の編集をして、寿退社で渡米。可愛い2人の娘に恵まれて、帰国後はアートっぽい建築事務所へ勤務。そして元イケメン亭主は大学教授。とオッシャレーな人生が続くはずだったのに、、、人生はそう甘くはなかった!!小学生の次女が不登校になった・・・地獄に落とされた気分の現実を忘れるために、小説を書き始めた。
 新人賞に44回も応募した苦しい6年間の修業時代。デビューはしたものの2冊目がなかなか出ないあせり。会社だけじゃなく、もう一つ家族もつくった父。どピンク頭の不登校娘。生い立ちから、小説家デビューした後の苦労、心労、不安。まるで頭の中でくす玉が割れたように嬉しかった新田次郎文学賞。
そうして、やっとの思いでたどり着いた場所は階段の踊り場のような不安定な場所だった。立ち止まることが出来ない狭い踊り場。
しかし、おばさん小説家は毎日書く。読者に忘れられないために。部屋の隅に綿ぼこりを育成しながら、洗濯物の山を眺めながら。やっと小説家になれたから。
 「(小説家への)変身背後には家族の存在がありました」笑いあり、涙あり、それでも人生は続いて行く。おばさん小説家の奮闘記。

◆四十二歳からの本気のスタート
◆デビュー後に立ちはだかった壁
◆妾を持つという土地柄
◆勝ち組なんて一生は続かない
◆なぜか手を握られなかった女性たち
◆ある日突然、新田次郎文学賞
◆取材に行くと休館日
◆出でよ昭和史のヒーロー
◆分け入っても分け入っても洗濯物の山

【著者紹介】
静岡市出身。昭和52年、東京女子大学史学科卒業後、婦人画報社編集局入社。7年間の在米生活、建築都市デザイン事務所勤務などを経て、歴史時代小説家に。主な著書、「燃えたぎる石」「命の版木」「お江(ごう)の方と春日局 」「黒船の影」「達成の人 二宮金次郎早春録」他多数。連載、福井新聞にて連載「家康の子」、静岡新聞にて連載「美貌の功罪」他。受賞歴、2003年 第27回歴史文学賞(『桑港にて』)2005年 小学館文庫小説賞優秀作品(『三人の妾』)2009年 第28回新田次郎文学賞(『群青 日本海軍の礎を築いた男』)2009年 第15回中山義秀文学賞(『彫残二人』)他

内容説明

ファッション雑誌の編集部を寿退社して、イケメン亭主とアメリカへ。可愛い2人の娘に恵まれて、帰国後はアートっぽい建築事務所へ勤務。オッシャレーな人生がそのまま続くかと思いきや…人生、そんなに甘くなかった!!新人賞に44回も応募した修業時代、デビューはしたものの2冊目がなかなか出ないあせり、そして新田次郎文学賞受賞。ドタバタ取材行から家族との絆まで―笑いあり涙ありの植松劇場、ここに開幕。

目次

四十二歳からの本気のスタート
デビュー後に立ちはだかった壁
妾を持つという土地柄
勝ち組人生なんて一生は続かない
なぜか手を握られなかった女性たち
ある日突然、新田次郎文学賞
取材に行くと休館日
出でよ昭和史のヒーロー
分け入っても分け入っても洗濯物の山

著者等紹介

植松三十里[ウエマツミドリ]
静岡市出身。東京女子大学史学科卒業後、出版社勤務、在米生活などを経て、平成15年『桑港にて』で第27回歴史文学賞受賞。平成21年『群青 日本海軍の礎を築いた男』で第28回新田次郎文学賞受賞、同年『彫残二人』で第15回中山義秀文学賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ぶんこ

55
面白かったです。在米中に夫の大学内での小説講座に通い、いかに読み易い文章を書くかを学んだからか、こちらのエッセイは読み易かったです。夫と2人の娘さんとの家族仲が良いのも微笑ましい。作家になれたのが次女の登校拒否という、著者の人生での勝ち組真っしぐらだった人生での初の戸惑い。そういった事を正直に明かす姿勢にも共感しました。歴史の中で脚光を浴びていないけれど、頑張った人々を取り上げるというのにも拍手。著者作品はこちらを含めて3冊ですが、作品が出来るまでの経緯を読んで、他にも読みたい本がふえました。2017/04/01

美登利

47
昨夜のバタバタ騒動のなか読み終えました。植松さんという方を知りませんでしたがタイトルにひかれて。私のハンネと同じみどりさんなのも親近感アップ。割と勝ち組の生活から一転娘さんの登校拒否に悩みながらも小説家になりたくて、何度も応募。その努力に頭が下がります。バイタリティーあふれる人、あやかりたいものです。頑張ろうおばさんも!2014/01/09

パフちゃん@かのん変更

46
植松さんは同年代。勝ち組まっしぐらのオシャレな人生から、小学校3年生の次女が転校をきっかけに不登校になり苦労した話。その苦労があったからこそ小説家になれたらしい。自分の子どもであっても人の気持ちを変えることは難しい。「うちの娘だったら許さないですよ」と言った編集者には到底理解できないような苦労をしたのだろう。でもその次女さんは結果的には個性的ないい娘に育ったそうで、植松さんの対応は間違っていなかったのだと思う。この人の小説は読んだことがないので読んでみよう。2018/10/07

Gummo

39
いかにして歴史小説家・植松三十里は生まれたのか。著者初の書き下ろしエッセイ。あまり名前や業績が知られていない、陰の努力人に光を当てた作品を多く書かれていて、最近自分のお気に入りの作家さんの一人。母親として苦労した経験が作品作りに生かされているんだなぁ。娘さんと福井で越前ガニに舌鼓を打つくだりが面白かった。歴史小説を書く際に注意すべき点について書かれた箇所は、作家志望の方にとってはもちろん、歴史小説の良し悪しを見分けるポイントとして読み手の参考にもなりそう。未読の作品も読みたくなった。★★★★☆2014/02/24

onasu

34
一冊しか読んでいない作家さんのエッセイを手にしたのは、お題のおかげ。お年を召してからの作家デビューが目につくのは、そういう方が増えたのか、自らの歳のせいか。両方でしょう。  「小説家になるまでのエッセイ本を出しましょう」て奨めからの書き下ろし。さすがに、最後まで筋が通っている。  小説家になりたいなら、がんばってみることだ。ただ、それで飯を食うのは、この先より難しい。本好きなら、一片でも憧れがあるでしょう。書きたい気持ちが満ちれば、それもいい。  執筆こぼれ話しもある。イラストもいい。おもしろかった。2014/03/13

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