出版社内容情報
明治の文学者を中心に、近代の作家二四四人のペンネームの由来にまつわるさまざまなエピソードを紹介する。尾崎紅葉・北原白秋・下村湖人・正宗白鳥・高浜虚子・夏目漱石など。
内容説明
忘れがたき故郷をしのび、また恋人や恩人の名にちなんで、ときに師にあやかって、気に入った和漢の古典から命名し“もう一つの自分”を実現した日本の近代作家244人の雅号・筆名の由来を明らかにする。
目次
饗庭篁村
青柳有美
秋田雨雀
阿佐田哲也
有本芳水
飯田蛇笏
生田長江
池辺三山
石川啄木
石川半山〔ほか〕
著者等紹介
紀田順一郎[キダジュンイチロウ]
昭和10年(1935)神奈川県横浜市に生まれる。本名、佐藤俊。昭和33年(1958)慶応義塾大学経済学部卒業。書物論、メディア論を専攻。評論のほか創作活動を行う
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