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創元SF文庫
ぼくの、マシン―ゼロ年代日本SFベスト集成〈S〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 475p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784488738013
  • NDC分類 913.68
  • Cコード C0193

内容説明

00年代(西暦2000年~2009年)の10年間に国内で発表されたSF短篇から、歴史に残る作品をよりすぐった傑作選。

著者等紹介

大森望[オオモリノゾミ]
1961年高知県生まれ。京都大学文学部卒。翻訳家、書評家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

たまご

14
宇宙を目指すもの,first contuctものに見せかけて…,継ぐ繋がるそれを否定する,って感じの,やや未来・ハードよりに感じた短編集.シリーズ物からの作品も結構あって,もとを読んでいなくてちょっと残念.物理苦手な私として覚悟して読んでいたらとても面白かった「大風呂敷~」が収穫.安定の「ラギッド・ガール」.あれもこれも私,とこんがらがった「~箱庭」.てえへんだてえへんだ,の裏にそんなことが…!の「Yedo」などなど,おかしろくこんがらがり時に叙情に浸る作品たちでした.10年代,とかあるのかな.2021/11/28

ふりや

14
大森望さん編纂の日本SFアンソロジー。現在の日本SFの流れを作り、支えている作家たちが並ぶ豪華なラインナップ。半分ほどは既読でしたが、再読しても変わらない面白さでどの作品もハズレなし。特に飛浩隆さん『ラギッド・ガール』の飛び抜けたクオリティの高さに感嘆し、伊藤計劃さんの作品には胸が熱くなりました。その他に印象に残ったのは、特異体質を持った主人公の活躍がヒロイックだけど悲しい上遠野浩平さん『鉄仮面をめぐる論議』クローンの姉妹たちの切ない交流を描いた菅浩江さん『五人姉妹』上田早夕里さんの『魚舟・獣舟』など。2020/12/20

雪守

14
全ての作品が面白かったSFベストアンソロジー。それにしてもあとがきには驚きました。ゼロ年代SF傑作選の陰の立役者がここに! どおりでタイトルの許可が下りるはずだよ。特に面白かったのは二編。上田早夕里「魚舟・獣舟」、終末を感じさせる世界の美しさが際立っていました。表題作の神林長平「ぼくの、マシン」、番外編とのことですが、本編で一体どんな世界を描いているのかすごく気になります。いいアンソロジーを読むといつも感じますが、許容量をオーバーしてどんどん読みたい本が増えていく…。2010/11/06

亮人

12
本アンソロジーの性格上、収録されている短篇のほとんどが各個人短篇集で読めるという、SFヲタには全くお得感の無い一冊。俺もほとんど持ってるけど、ことごとく積んだままなので問題無く楽しんで読めた。10年間のベスト集成ということなので各篇すべて凄くレベルが高く読み応えがある。個人的には、『戦闘妖精・雪風』の深井零の番外篇が読めたのが良かった。2010/11/07

yukalalami

11
どの作品も読みごたえがあり面白かったです。珠玉のベストでした。壮大な宇宙や時空を前にして人が紡ぐ物語の数々。切なさあり笑っちゃったり共感したり感動もしました。素敵な1冊を紹介してもらってありがとうございます。<F>も読みたい!2014/07/10

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