創元SF文庫<br> ミラー・メイズ〈上〉

  • ポイントキャンペーン

創元SF文庫
ミラー・メイズ〈上〉

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 文庫判/ページ数 411p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784488663131
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

内容説明

西暦2000年の合衆国。新たな千年紀を目前に控えた大統領選。既成の二大政党を押さえて闘いを制したのは、護憲党と呼ばれる、全くの新興政党だった。政府による干渉を一切やめ、真の自由を謳う新大統領。だが一方でそんな自由を嫌うものたちもいた。選挙当日に起きた物理学者の殺害事件はほんの発端であり…。起死回生を狙って反対勢力が密かに企てる世界支配計画とは。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

がんもどき

7
著者がホーガンだということでSFを期待して読み始めたら、全然違った。陰謀や政治劇ならもっと他に書く人がいるのになんでなんだろうといぶかしみながら読んでたら、本の最後までたどり着いてしまった。一応下巻も読むが、カレー期待しながら飯食ったら最後までカレーじゃなかったとでもいうような残念な感じが残る読書だった。2023/04/25

SINKEN

7
【総評】★★★★☆ 【感想】『終局のエニグマ』、『インフィニティ・リミテッド』と同年代辺りの作品でしょうか、やはり東西冷戦期のスパイ大作戦的内容なんですが、そこに色んな要素(宗教、経済、科学、宇宙防衛、極右/極左、、)が絡んできて、読んでいて面白いです。2000年目前のアメリカ大統領選挙で新興の第三政党が二大政党を打ち破って勝利するという、今ならアメリカ国民が両手を挙げて喜びそうなお話で、当時何となく漂っていた世紀末への期待と不安の入り混じった雰囲気が伝わってきました。ただ、設定に少し無理があるかなぁ‥2017/04/12

inakoshi

1
この本の感想、書いてなかったっけ。SFっぽくないとかどこかに書いたような気がするんだけど。2015/10/16

ゆか

0
ジェイムスPホーガン2014/11/20

石綿

0
護憲党という新政党が大統領選を制したアメリカ。反対勢力が企てる世界支配計画とは何か。……まだまだ序盤というところ。水面下で陰謀がうずまいてるけど本格的に事件が起こるのは下巻からなんだろう。近未来の舞台が2000年だったりソビエトがまだあったりするので時代を感じる。話の本筋では無いけど、護憲党の主張やら何やらは今の時代に通じるものがあって勉強になる。2013/08/07

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/427868
  • ご注意事項