MM9―destruction

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  • サイズ B6判/ページ数 394p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784488018160
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

日夜“怪獣災害”と闘いつづける気象庁特異生物対策部(気特対)。目前に迫った宇宙怪獣との最終決戦、鍵を握るのは謎の巫女ひかる。本格SF+怪獣小説『MM9』第3部。

内容説明

地震、台風などと同じく自然災害の一種として“怪獣災害”が存在する現代。有数の怪獣大国である日本では、気象庁内に設置された怪獣対策のスペシャリスト集団“気象庁特異生物対策部”略して“気特対”が、人々を守るため昼夜を問わず駆けまわっている。スカイツリーを襲った宇宙怪獣を辛くも撃破してから二日。一騎と亜紀子、そしてヒメは茨城県内のとある神社に護送された。そこで出会った美少女巫女ひかるは、ヒメとの意外な関係を明かす。一方、日本近辺では透明怪獣が次々と出現。その裏には、地球侵略を企むチルゾギーニャ遊星人の恐るべき目論見があった。果たして一騎たちは、最強の宇宙怪獣を迎え撃てるのか?本格SF+怪獣小説・『MM9』第3部!

著者等紹介

山本弘[ヤマモトヒロシ]
1956年京都府生まれ。78年「スタンピード!」で第1回奇想天外SF新人賞佳作に入選。87年、ゲーム創作集団「グループSNE」に参加。作家、ゲームデザイナーとしてデビュー。2003年発表の『神は沈黙せず』が第25回日本SF大賞の、また07年発表の『MM9』が第29回SF大賞の候補作となり、06年の『アイの物語』は第28回吉川英治文学新人賞ほか複数の賞の候補に挙がるなど、日本SFの気鋭として注目を集める。11年、『去年はいい年になるだろう』で第42回星雲賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

きっしぃ

41
シリーズ3作目、完結。2作目から引き続き、一騎、ヒメ、亜紀子の三角関係も、ありつつの、宇宙規模での壮大な怪獣戦争!神話のくだりはかなり流し読みしちゃったけど、後半はスピード感あってよかった。MM8、9レベルの怪獣が何体も!1作目で活躍した気特隊の影は薄くなっちゃって、なんだか別物感あるけど、どっちも楽しめた。スピンオフも先に読んじゃったので、なんか寂しい。怪獣ロス…。本物はいらないけど。2018/06/24

ホシナーたかはし

30
特撮小説第三弾!でも内容の七割はトンデモ本と逆説世界神話。それらに耐性があったり好きな人にはご褒美かもしれませんが、頭のカタい人には無理があるかも。もう少し一樹が活躍したり、一樹がヒメとジェミーのどちらに惹かれていたのか、結末どうにかならなかったかと少々不満が残りました。ウルトラマンに見せかけてエヴァンゲリオンかと思いきやターンAガンダム。2014/03/25

ひさか

29
MM9第3部。神話宇宙の怪獣神と地球世界の女神の対決は手に汗握る展開でした。宇宙史上最大の怪獣決戦です。気特対の活躍が少なくて少し残念でしたが、楽しめました。2013/10/06

昼夜

27
特撮小説は三部作で完結なのかな?今回は半分は説明でその割にはバトルシーンが少なくてちょっと不満。だけど仮面ライダーとウルトラマン、ゴレンジャーの特撮は新シリーズがあるのにゴジラとガメラ、モスラの怪獣モノがなくて淋しいと思ってたので読めて良かった。これからの気特隊が気になるしここらへんが落としどころだしなと気持ちがせめぎ合ってます(笑)。2014/04/23

HMax

26
MM9三部作完結。社会派怪獣ドラマから始まって青春ラブコメで締め。神話の解説?が延々と続き、ちょっと疲れ気味。それに藤澤さくらの活躍が全くなく残念でした。今回破壊されたところに馴染みがなかたので興奮度低め。2020/02/01

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