出版社内容情報
日夜“怪獣災害”と闘いつづける気象庁特異生物対策部(気特対)。目前に迫った宇宙怪獣との最終決戦、鍵を握るのは謎の巫女ひかる。本格SF+怪獣小説『MM9』第3部。
内容説明
地震、台風などと同じく自然災害の一種として“怪獣災害”が存在する現代。有数の怪獣大国である日本では、気象庁内に設置された怪獣対策のスペシャリスト集団“気象庁特異生物対策部”略して“気特対”が、人々を守るため昼夜を問わず駆けまわっている。スカイツリーを襲った宇宙怪獣を辛くも撃破してから二日。一騎と亜紀子、そしてヒメは茨城県内のとある神社に護送された。そこで出会った美少女巫女ひかるは、ヒメとの意外な関係を明かす。一方、日本近辺では透明怪獣が次々と出現。その裏には、地球侵略を企むチルゾギーニャ遊星人の恐るべき目論見があった。果たして一騎たちは、最強の宇宙怪獣を迎え撃てるのか?本格SF+怪獣小説・『MM9』第3部!
著者等紹介
山本弘[ヤマモトヒロシ]
1956年京都府生まれ。78年「スタンピード!」で第1回奇想天外SF新人賞佳作に入選。87年、ゲーム創作集団「グループSNE」に参加。作家、ゲームデザイナーとしてデビュー。2003年発表の『神は沈黙せず』が第25回日本SF大賞の、また07年発表の『MM9』が第29回SF大賞の候補作となり、06年の『アイの物語』は第28回吉川英治文学新人賞ほか複数の賞の候補に挙がるなど、日本SFの気鋭として注目を集める。11年、『去年はいい年になるだろう』で第42回星雲賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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