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出版社内容情報
30代の編集者マリアが、毎朝カフェで見る仲のよい夫婦。その夫がホームレスにメッタ刺しにされて死亡。その後、親しくなった未亡人から、夫の親友だったという男を紹介されるが、未亡人仲の良いその男とマリアは関係を持つように……。ある日男の部屋でマリアは、客と男の驚くべき会話を耳にする! 事件は通り魔殺人ではなかったのか? 三角関係の精算? それとも嘱託殺人? 愛とは? 人間とは? 読者を知的妄想に引き寄せる。ミステリ仕立ての愛をめぐる考察。
ハビエル・マリアス[ハビエル・マリアス]
白川貴子[シラカワタカコ]
内容説明
独身の編集者マリアが憧れていた夫婦。その夫が殺された。通り魔殺人?三角関係の清算?それとも…?ノーベル賞候補とも目される、現代スペインを代表する作家による、愛と死と罪をめぐる哲学小説。
著者等紹介
マリアス,ハビエル[マリアス,ハビエル] [Mar´ias,Javier]
1951年、スペイン、マドリッド生まれの作家、翻訳家、コラムニスト。父親は高名な哲学者。父親がアメリカの大学で教鞭を執っていたため、幼少時をアメリカで過ごした。ローレンス・スターンの『トリストラム・シャンディ』では、スペイン国民翻訳賞を受賞。著作は17歳の時の作品をはじめ、数多い。世界的に評価が高く、フランスのフェミナ賞、ドイツのネリー・ザックス賞、オーストリア国家賞、アイルランドのIMPACダブリン文学賞等の受賞歴があり、ノーベル賞候補のひとりとも言われている
白川貴子[シラカワタカコ]
翻訳家。国際基督教大学卒業。獨協大学外国語学部講師。南米や北欧に通算17年ほど滞在し、国際交流基金勤務を経て、現在は翻訳に携わっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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