幻想の花園―図説 美学特殊講義

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幻想の花園―図説 美学特殊講義

  • 谷川 渥【著】
  • 価格 ¥2,750(本体¥2,500)
  • 東京書籍(2015/04発売)
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  • サイズ A5判/ページ数 239p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784487809240
  • NDC分類 701.1
  • Cコード C0070

出版社内容情報

古今東西の芸術家たちが描いた花々による「幻想の花園」。その謎多き花園を美学の泰斗・谷川渥とともに彷徨う。図版100点以上。

何故、芸術は花を求めるのか?

アルチンボルド、ヤン・ブリューゲル、ゴッホ、ボードレール、メイプルソープ、酒井抱一、葛飾北斎、伊藤若冲、三島由紀夫……
古今東西の芸術家たちが描いた花々による「幻想の花園」。
その謎多き花園を美学の泰斗・谷川渥とともに彷徨う。
カラー図版100点以上収録。

【著者紹介】
東京大学大学院博士課程修了。美学者。文学博士。東京大学助手などを経て、2013年まで國學院大學文学部教授。2015年4月より、京都精華大学客員教授。ルネサンス、マニエリスムから現代美術まで、独自の美学的視点から広範に芸術作品を読み解く。主な著書に、『文学の皮膚』(白水社、1997年)、『形象と時間』(講談社学術文庫、1998年)、『図説だまし絵』(河出書房新社、1999年)、『鏡と皮膚』(ちくま学芸文庫、2001年)、『廃墟の美学』(集英社新書、2003年)、『芸術の宇宙誌――谷川渥対談集』(右文書院、2003年)、『芸術をめぐる言葉』(美術出版社、2000年)、『芸術をめぐる言葉II』(美術出版社、2006年)『美のバロキスム』(武蔵野美術大学出版局、2006年)、『シュルレアリスムのアメリカ』(みすず書房、2009年)などがある。

内容説明

何故、芸術は花を求めるのか?アルチンボルド、ヤン・ブリューゲル、ゴッホ、ボードレール、メイプルソープ、酒井抱一、葛飾北斎、三島由紀夫たち…古今東西の芸術家たちが描いた花々による「幻想の花園」。その謎多き花園を美学の泰斗・谷川渥とともに彷徨う。カラー図版100点以上。

目次

桜―詩的王国の花
梅―「色」よりも「香」
薔薇とチューリップ―カント美学の花
花と香り―シェイクスピア・ブリューゲル・コンディヤック
ボードレールの「悪の花園」
デ・ゼッサントの「奇態」植物群
「死んだ自然」―静物画と写真
花鳥画の世界
ゴッホの花
近代日本の薔薇の想像界
三島由紀夫における松と薔薇
「青い花」―非在の美学

著者等紹介

谷川渥[タニガワアツシ]
美学者。東京大学大学院博士課程修了。文学博士。現在、京都精華大学客員教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

HANA

50
美術や文学における花を巡る一冊。日本的な桜からカントにおける薔薇やチューリップ、ボードレールや『さかしま』から三島由紀夫まで、やはり著者の博覧強記ぶりにただただ圧倒される。やっぱりこういう知の森を案内されるような読書体験っていいよね。桜や薔薇といった花自体を主題にしている部分が多いが、それらを通した観念としての花が全体の主題になっているのではないかと感じた。個人的に特に興味深かったのは『さかしま』における植物群と三島由紀夫と松の関係。本邦の薔薇の受容史かな。図番多数で掲載された絵もまた楽しむことが出来た。2015/09/07

紀梨香

7
メイプルソープ、懐かしい名前です。初めて作品を観た時の衝撃を思い出しました。図版と解説から様々な花にまつわる芸術に触れることができる一冊。2015/10/29

水無月

4
美しさだけでなくグロテスクに感じるその造形、芸術の題材として広く描かれてきた花を観念的、象徴的な意味から探る本。最近好きな日本画の紹介が多いので手に取りました。絵画のみならず、ボードレールやリルケ、漱石や三島など、万葉集から近代文学からの引用も多く、「花」という存在の、人間にとっての身近さや、表象的な影響の不思議さを感じました。カラー図が多く豪華で、装画も良いです。2021/09/21

堆朱椿

2
表現者にとっての「花」。西洋東洋(東洋は殆んど日本)織りまぜて、描かれた花が紹介されているのが嬉しい。個人的に一番驚いたのは、クリムトとシーレのヒマワリ。2015/10/30

月と星

2
★★★アルチンボルドの表紙に惹かれて読んだら難しかった。2015/07/24

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