ことわざの論理 (新版)

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ことわざの論理 (新版)

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  • サイズ B6判/ページ数 262p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784487805037
  • NDC分類 388.81
  • Cコード C0095

内容説明

「転石、苔を生ぜず」「情は人のためならず」「話半分腹八分」「目くそ、鼻くそを笑う」「人の噂も七十五日」…ことわざの使われ方と本来の意味、時代や国による解釈の違いなど、面白いエピソードをあげながら、ことわざの味わいを満喫させる。ことばの感覚を新たにする、楽しいことわざエッセイである。

目次

転石、苔を生ぜず
情は人のためならず
隣の花は赤い
夜目遠目傘の内
三尺下がって師の影を踏まず
急がばまわれ
船頭多くして船、山に登る
灯台もと暗し
娘は棚に上げ嫁は掃きだめからもらえ
鶏口となるも牛後となるなかれ〔ほか〕

著者等紹介

外山滋比古[トヤマシゲヒコ]
1923年愛知県生まれ。お茶の水女子大学名誉教授。東京文理科大学英文科卒業。専門の英文学に始まり、読者論、思考論、教育論などの分野で軽妙なエッセイを展開。平明かつ論理的で、ユーモアある文章の名手として多くのファンをもつ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ゆうはるあさ

3
ゆっくり急げ。簡潔にして要を得る。苦労は人を育てる。タイミングがすべて。2022/03/19

やすかりし

1
ことわざは時代を超える。おっしゃる通りですが、著者の文章については時代を超えられていないもの多数あり。ちょいと説教臭いし。とはいえ、著者のことわざの見方、味わい方は非常に共感したし、勉強にもなった。2017/08/03

tokomokomo

1
ことわざは人類の叡智。(抜粋、2017年11月24日)2015/06/15

がっちゃん

1
言葉というのは、時を経るにつれて意味も少しずつ変わっていくことがある。時にそれが、言葉の乱れとも捉えられ「まったく最近の若者は…。」などと言われる。(言葉は生き物であり、時間が経てば変化しても当然。とは思えないのかな。)例えば「情けは人の為ならず」という諺は、誤用しやすい例としてよく挙げられる。言葉は時代を映す鏡である。その時代にあった使い方も出てくると思う。一方で、先人達から受け継がれてきた使い方も大切にしていきたい。言葉は時代を示す鑑でもあるという事も忘れてはいけない。2014/07/21

mayumi

1
ことわざを意味を違えずさらりと会話に取り入れるようになりたいと思う。2013/02/26

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