悪と日本人

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  • サイズ B6判/ページ数 239p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784487801817
  • NDC分類 160.4
  • Cコード C0014

内容説明

人間の心になぜ「悪」が生じるのか?悪人は果たして救われるのか?日本人にとって宗教とはいったい何か?島田裕巳、吉本隆明、平野啓一郎との核心に迫った対談も収録。

目次

第1章 悪と虚無
第2章 宗教の自殺―善悪の二元論を超えるために
第3章 神なき時代の信仰―「善悪」の世界から「無」のかなたへ
第4章 オウム事件―救済とテロリズム・対談・島田裕巳
第5章 悪人はどこまで救われるのか―親鸞思想をめぐって・対談・吉本隆明
第6章 信仰とエロティシズム―対談・平野啓一郎

著者等紹介

山折哲雄[ヤマオリテツオ]
1931年、サンフランシスコで生まれ、岩手県花巻市で育つ。宗教学者。東北大学文学部卒業。国立歴史民俗博物館教授、国際日本文化研究センター教授、同所長などを歴任。主な著書に、『愛欲の精神史』(小学館/和辻哲郎文化賞受賞)など多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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