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内容説明
学習障害(LD)の中核、発達性ディスレクシアの確かな教科書。
目次
ディスレクシアとは
ディスレクシアの定義
音韻表象仮説
読みと綴りの学習
ディスレクシア―書き言葉の障害
ディスレクシアの個人差
音韻障害の重さの程度による仮説
ディスレクシアの生物学的基盤
ディスレクシアは感覚障害か
ディスレクシア克服のための支援
習熟と不完全さ―補償的教育の役割
まとめならびに今後の見通し
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
おりん
28
主に認知心理学(だと思う)の観点から科学的にディスレクシアについて述べた本。古い。最新のデータが1999年なので、最新の知見が得られないのは痛いところ。それと、統計と認知心理学の予備知識が無いと読みにくい。僕は以前脳科学を齧った時にちょろっと触れた程度なので苦労した。分子生物学的、神経学的観点からの記述は面白く感じたが、ほんの少ししか無かったので不満だった。また、主に英語について述べていて日本語には必ずしも当て嵌まらなさそうなのもちょっと残念。2018/06/05
ちい
3
一人で読み進めるには少し難しかった、、 再チャレンジしたい。2019/10/19
mita
0
理解度はイマイチ。要再読2015/05/07
YIN
0
英語版でちまちま読んでいて日本語版があることを知った。発達上の問題と併発するこうした読み書きの障害について知ろうとすればするほど、それが脳の問題であることがわかってくる。そうすると、読めない子どもになんにも言えなくなる。本人がやる気さえ持てばいくらでもできるんだということを、思い込みでもいいから感じてもらいたいものだ。2022/04/15