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出版社内容情報
古本屋がいま断然おもしろい。日夜,神保町界隈に出没する神保町ライターがつづる古本喜怒哀楽物語。百円均一本攻略法,パラフィン紙活用法など必見。
内容説明
あの頃の本はなんと面白いのだろう。日夜神田界隈に出没する神保町ライターが埋もれた名作の数々を発掘し古本めぐりの王道を伝授する。
目次
第1章 古本めぐりはやめられない(古本屋へのめざめ;黒焦げ本奇譚;十年前の本は古いが、三十年たてば新しい;古本道免許皆伝術 背の汚い本こそ見逃すな;パラフィン紙と至福の時間 ほか)
第2章 古書を温ねて新しきを知る(新書という沃野をめぐって;こんな本を見つけた―「社交座談術」;こんな本を見つけた―「たばこ読本 改訂版」;こんな本を見つけた―「あなたのジャズと歌謡曲」;こんな本を見つけた―「新しい言葉の字引」 ほか)
第3章 古書道・喜怒哀楽(古本屋めぐりの弊害;ねぎるな!;怒りの古書展事件;梨園御用達の古本屋;「猫が飢えちゃって…」 ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
佐島楓
51
岡崎さんと古本との出会いを書いたエッセイが実にいい。昔は不便だったけれど、便利さに換えられない人と人、人と本との交流があった。2017/03/13
ハルバル
10
あれ、この本前にも読んだかな…と思ったが登録されてないし内容は忘れてるしで、まぁいいやと読んでしまった(怠惰ですねぇ笑)。古本入門といった感じで、著者自身が「均一本」(古本屋の店前にあるアレですね。本によると「撒き餌」らしい)を主に漁っているという気安さも手伝って読みやすかった。それでもとんでもなく常識外れの店や古書展での腸が煮えくり返る出来事など、笑えない記述もあるが、落語好きの作者らしい軽妙さのおかげで後味はいい。昭和30年代の新書ブームのきっかけが伊藤整のチャタレイ裁判というのは目から鱗。2018/03/24
はせ
0
小山氏と並んで勝手に崇敬している岡崎様の御本。ユーモアや時折嘘も交えながら(←)書かれる文章は、やはり飽きずに読めます。なんと今年でもう還暦だそうですが、いつまでも「均一小僧」として店頭の棚やワゴンの本をいじくり続けてくださいな。2017/04/26
ココアにんにく
0
19990227読了 図書館借
masaking
0
岡崎さんは尊敬に値する方2011/11/06