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出版社内容情報
自閉症の子を持つ母親であり,研究と療育の両面で第一線を走り続ける著者による,最良の入門書。自閉症の人々を支援するあらゆる領域の人々に。
内容説明
著者はいつもその時代の、それまでに明らかになった確かな研究や臨床の成果を広く偏りなく基本にすえて、自閉症の人たちとどのように向き合い、どのように療育や支援をしていけばよいか、本当によく吟味されたうえで、決して誇張することなく、実に謙虚に紹介、解説、提言してきました。そしてついに、本書にまで到達したのです。障害を最小限にして、潜在的な能力やスキルを最大限に発揮できるように、療育環境や日課のプログラムを作る…。それは彼女が自閉症に関して世界有数の優れた研究者であり、豊富な臨床の経験者であるうえに、自らが成人した自閉症の娘をもつ母親でもあることによって、初めて可能になった作業だったのです。
目次
第1部 自閉症スペクトル障害について(歴史;自閉症スペクトル障害とは;診断するということ;自閉症スペクトル障害をもつ子どもの行動;自閉症スペクトル障害の子どもはどのくらいいるか? ほか)
第2部 支援方法(時間と空間を理解する;障害の三つ組;不適切な行動を少なくすること;基本的な生活スキルを教えること;乳児期の自閉症スペクトル障害 ほか)