内容説明
タコとイカは親戚か、いちばん大きなタコは何か、タコは何を食べているのか、などの疑問に答える。
目次
第1章 タコという動物―タコQ&A
第2章 ボーン・フリー―タコの子供たち
第3章 海の賢者タコハ語る―見えてきた自己意識の原型
第4章 巨大タコの栄華―寒海の主役
第5章 イイダコの日々
第6章 日本のイイダコ、フランスデビュー―学名ファンシャオ(飯蛸)のルーツを探る
第7章 サンゴ礁にタコを探して
第8章 なぜタコは「明石」なのか―系譜と実像
第9章 日本のタコ図鑑
著者等紹介
奥谷喬司[オクタニタカシ]
1931年生。東京水産大学増殖学科卒業。東京大学論文博士(理学)。水産庁東海区水産研究所主任研究官、国立科学博物館動物研究室長、東京水産大学教授、海洋研究開発機構研究顧問・アドバイザーなど。現東京水産大学(現東京海洋大学)名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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えも
14
表紙や始めのあたりの書き振りから、もっとトリビア的な内容を期待したけど、各研究者のコラムを編集したような、思ったよりマジメな本でした■中では、タコの脳の発生過程から、動物の「意識」の進化を類推する論文(?)が面白かったかな。2014/01/19
猫
13
図書館本。タコについて研究している人のコラムを集めた本。思った以上に日本でのタコの研究は進んでいない印象。北海道の水産資源保護の観点からの研究の話と、沖縄のローカルなタコの話が興味深かった。2017/11/18
魚京童!
12
でもタコは夜中に畑から大根を盗むといわれますが…?2014/04/02
Masa
2
タコやイカにも意識があるんかも。知りたい、でも意識の中見知ったら食べられへん。2019/05/01
邪馬台国
1
たこたこたこ。何も知らなかったから、発見ばかりで楽しく読めた。タコが夜中に畑の芋を盗む言い伝えは面白いなぁ。2014/09/11