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むし学

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  • サイズ B6判/ページ数 210p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784486019169
  • NDC分類 486.1
  • Cコード C1045

内容説明

虫好きのための「虫学」入門書。虫との付き合いを語る7つのお話。

目次

第1章 虫入門
第2章 虫の生態
第3章 人間と虫
第4章 昆虫採集
第5章 虫学者になるための心得
第6章 虫学者列伝
第7章 海外虫紀行

著者等紹介

青木淳一[アオキジュンイチ]
1935年京都市に生まれる。1958年3月東京大学農学部卒業。1963年3月東京大学大学院生物系研究科博士課程修了。農学博士。1965年2月国立科学博物館動物研究部研究官。1977年4月横浜国立大学環境科学研究センター教授。2000年4月神奈川県立生命の星・地球博物館館長。現在横浜国立大学名誉教授。ササラダニ類の分類学的研究の業績により、日本動物学会賞、日本土壌動物学会賞、南方熊楠賞などを受賞、停年退官後は昔日のホソカタムシ類(甲虫)の研究を再開(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

yamakujira

3
虫に興味を持つ高校生、研究者を志す大学生、老後の楽しみにしたい高齢者らに向けた入門書で、昆虫以外の虫も含めたいから「むし学」と銘打ったと言う。第1章「虫入門」は言葉や分類の基礎知識、第2章「虫の生態」と第3章「人間と虫」で授業っぽくなって、生態や分類について掘り下げるのを期待したら、第4章と第5章で興味を失い、第6章「虫学者列伝」も読み飛ばした。第7章「海外虫紀行」も文章量の制約からか物足りない。好きなことをしているのは伝わるけれど、研究する目的や意義の提示が欠けてると思う。 (★★☆☆☆)2018/12/09

ありま

1
「むし学」の本としても詳述で面白かったが、筆者のエッセイとして読んだ方がいろいろカドが立たないなと思った。2013/01/27

takao

0
ふむ2017/07/17

maimai

0
昆虫の生態に関して述べた、3,4章は議論が発散していて、論点がよくわからなかった。 しかし、4章,5章で述べられている昆虫採集の手法や学会に関する記述は、当方が分類学や野外採集に明るくないため役に立った。 ただし、これは分類学のための採集方法や標本の作製に関する、入門者向けの手引きとして有益だったが、生態学のための実験区画の設計法などは別の書物で学ぶ必要がある。 また、昆虫学者の列伝や海外における採集旅行の記述は読み物として面白いものだった。 総合してみると、読み物としては面白いが学術書や教科書としては有2012/02/10

黒子

0
生粋の虫好きが虫好き少年に贈る虫のプレゼンに思える。虫にまつわる幅広い話題を提供している  78pにかわいらしいサツマゴキブリ、と書いてあるのを読んだ時、何秒もかけて文章を理解する必要があった。かわいいとゴキブリという言葉が私の中では対極に位置していて頭のどこかが理解するのを拒んでいたからだ  蓼食う虫も好き好きという。ゴキブリに興味がある人がいなければアースジェットの改良がいつまでも進まないだろう。そう考えれば好き嫌いに関する人類の多様性は尊いものだと思った2020/12/28

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