フィールドの生物学<br> アリの巣をめぐる冒険―未踏の調査地は足下に

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フィールドの生物学
アリの巣をめぐる冒険―未踏の調査地は足下に

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  • サイズ B6判/ページ数 224p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784486018476
  • NDC分類 486.7
  • Cコード C1345

内容説明

数々の新種を発見した気鋭の分類学者が描く、アリと好蟻性昆虫の世界。食べ物をねだる、かすめる、与え合う、捕食に寄生、擬態、共生の生物学。

目次

第1章 好蟻性昆虫学ことはじめ(アリクイエンマムシの発見;ハネカクシの世界の門を叩く ほか)
第2章 アリの行列の百鬼夜行(新属、また新属;ヒメサスライアリを探せ ほか)
第3章 研究の枝葉を伸ばす(日本のアリスアブ相;アリヅカコオロギと相棒小松君 ほか)
第4章 冒険は続く(三つ子の魂と進路;生き物漬け生活 ほか)

著者等紹介

丸山宗利[マルヤマムネトシ]
1974年生まれ。北海道大学大学院農学研究科環境資源学専攻、博士(農学)。国立科学博物館、フィールド自然史博物館、日本学術振興会特別研究員を経て九州大学総合研究博物館助教(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

tom

11
コメント書くのも恥ずかしいが、記憶のために書いておきます。この本、4年前に読んでいました。登録するときになって、初めて再読本だったことに気付きました。これには、少々驚きました。おまけにですよ、感想は、最初に書いたものとまったく同じです。これにもビックリ。ダメだ、私の軟化頭。2017/12/05

tom

11
昆虫の研究というのは、なかなか面白い。最近読んだ「裏山の奇人」は、なかなかの絶品。この本は、同じく東海大学出版部から出ている「フィールドの生物学」の一冊ということで借りてきた。かなり期待していたのだけど、こういう研究をする人は、とても地道に真面目、かつ熱烈ということを理解できたのが収穫か。私にとっては、アリさんの生態の面白さというものが、いまいち伝わってこないということが少々残念。「フィールドの生物学」には、何冊も出ているので、ほかの本を読んでみます。2016/02/29

わらわら

7
著者丸山宗利氏が甲虫から好蟻性昆虫へ、そしてハネカクシの分類研究に。専門分野と思われる文章に途中退却と思ったが、その冒険の文章は面白く。ハネカクシ、ヒメサスライアリにも魅せられるが丸山宗利氏の生き方に魅せられる。「私はこれからもアリの巣を求めてあちらこちらをめぐりめぐるだろう。そして新しい発見をするたびに、その感動を人に伝えたいと思っている。ああ、なんて楽しみなことだろうか。」と結んである。生物多様性のすばらしさを伝えたいとも。自然をそのまま残したいと思う。2015/10/15

inugamix

7
分類学の、面白くそれゆえ割と高度なところを、実に易しく読ませてくれているのではないかと思いました。用語等が小難しくならないようにしつつ、学名や出処はきっちり押さえてある感じ。研究職につくまでの道のりも描かれ、進路に悩む方にも興味深そう。蟻の巣をめぐる冒険でざくざく出てくる未記載種の数々に、仁木順平氏(砂の女)は海辺の砂丘になぞ行かず蟻の巣見張ってたらよかったんや、とか思いました。北海道住まいだし雪が解けたら這いつくばって蟻の巣見てみようっと。2012/12/06

esbee

5
学究は甘くない世界とわかっていても、ひたすら好きなことを探求する著者には尊敬の念を禁じ得ない。フィールドの興奮を伝えつつも、学術的な記述を逸脱しすぎないように心がけるバランス感覚もすごい。これを才能とか天才とか呼ぶのは、著者への侮辱だと思う。ひたすらに突き進んだかっこいい生き方で、憧れる2013/08/27

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