内容説明
本書は、学ぶ主体である学生の視点を中心にして大学の未来像を考えようとするものである。本巻では、大学教育・授業の変革を試みる多様な実践例が報告され、未来像を論じている。自らの教育・授業を変革しようと考えている大学教員のみなさんにとってヒントとなることが多々ある。また、法人としての大学にとっても貴重な示唆が多数含まれている。
目次
第1章 これからの大学教育(大学教育の歴史と今後の展望;授業の充実と教育課程の整備―大学審議会答申を受けて)
第2章 多様なFDの試み(文教大学におけるFD活動の一実践例;広島修道大学におけるFD;龍谷大学におけるFDへの組織的取り組みについて;日本大学松戸歯学部における「歯学教育ワークショップ」 ほか)
第3章 座談会・私立大学にとってFDとは(釜田泰介;広瀬克哉;楠原彰;井下理;内田勝一)