内容説明
「公=官」に代わりシビル・ソサエティが担うべき機能と役割を、包括的に提言!地球的規模の諸問題が噴出するなかで限界を露呈した行政。NPOの重要性とその発展の背景を探りつつ、国内・国際社会のガバナンスの向上におけるシビル・ソサエティの役割を論じる。「付」シビル・ソサエティ関連の必須資料。文献徹底解読。
目次
第1章 「公=官」社会の曲がり角―「公益」からみたシビル・ソサエティ(吉田慎一)
第2章 日本におけるシビル・ソサエティの系譜(五百旗頭真)
第3章 日本のシビル・ソサエティの発展とガバナンスへの影響―「官」から「民」へのパワー・シフトの展開(山本正)
第4章 新たなガバナンスの創出に向けて―行革と政府・企業・NPOに期待される役割(大田弘子)
第5章 知的交流・非国家アクターとグローバリゼーション(入江昭)