内容説明
奇才１５連発。マンガ家、タレント、映像作家、脚本家が描く未来からきた戦争伝説。
目次
ロゴスとぱとす
未来世紀、トウキョウ
洗脳計画“ＷＪ１２”
特殊工作員「もてもての男」
十字架を抱いた渡り鳥
隣人と仲良く
こんにちは、さようなら
ゴースト・セールス
彼女をめぐる３人の男
都市衛星のナチュラリスト
月の砂漠
ＧＯ ＲＥＭ
勝利者
大侵略
ジャンボ４０機編隊
〔解説〕譲り合う戦争
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
がんぞ
2
漫画家が数人、あと演出家、プロデューサーなど小説家でない人々が湾岸戦争を機に「未来の戦争」を書いてみる企画だが阪神大震災以前で“非常時”が想像できないからか、どれも全然面白くない。戦をするモティベーションが感じられない。精神力を具現的武器としたり、舞台を宇宙にしたり、いずれも古い。高信太郎『勝利者』は経済戦争に日本が全面的に勝利して、超高層ビルのワンフロアに住まう日の本太郎にさまざまな人々が追従に来る「日本人には頭が上がらない」、実は「日本人」は彼一人となっていた…、ダジャレに紛れて持って行った秀逸なオチ2015/06/20
