出版社内容情報
もう錯綜する情報に振り回されない――
世界で今、何が起きているのかを正確に理解するために。
人類史上例を見ないほど全世界で感染拡大を続ける新型コロナウイルス。
このウイルスの正体は?世界はこの危機にどう対処しているのか?
それは効果的なのか?日本はどう対処すべきなのか……?
感染症対策の第一人者が検証・提言。
内容説明
世界で今、何が起きているのか!このウイルスの正体は?各国はどう対処しているのか?第2波、第3波は?将来のパンデミックに人類はどう備えればいいのか…感染症対策の第一人者が検証・提言―
目次
第1章 新型コロナウイルスとは
第2章 パンデミックの全体像と世界の比較
第3章 アジア諸国の感染流行と対応
第4章 欧米諸国の感染流行と対応
第5章 新興国・中所得国の感染流行と対応
第6章 アフリカ・紛争国―懸念が残る地域
第7章 国際社会はどう動いたか
第8章 新型コロナ流行から得た教訓と未来
著者等紹介
國井修[クニイオサム]
グローバルファンド(世界エイズ・結核・マラリア対策基金)戦略・投資・効果局長。1962年10月20日、栃木県大田原市生。学生時代にインドに留学し伝統医学とヨガを学ぶ。1988年、自治医科大学卒業。公衆衛生学修士(ハーバード大学)、医学博士(東京大学)。内科医として病院や奥日光の山間僻地で診療するかたわらNGOを立ち上げ、国際緊急援助や在日外国人医療に従事。1995年、青年版国民栄誉賞である「人間力大賞(TOYP)」外務大臣賞とグランプリを受賞。国立国際医療センター、東京大学、外務省などを経て、2004年、長崎大学熱帯医学研究所教授。2006年より国連児童基金(ユニセフ)に入り、ニューヨーク本部、ミャンマーでの活動を経て、2010年より内戦中のソマリアで子どもの死亡低減のための保健・栄養・水衛生事業を統括。2013年2月より現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。