しししのはなし―宗教学者がこたえる死にまつわる“44+1”の質問

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しししのはなし―宗教学者がこたえる死にまつわる“44+1”の質問

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  • サイズ B6判/ページ数 223p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784484182230
  • NDC分類 114.2
  • Cコード C0010

出版社内容情報

宗教学者に聞いてきた、この世にサヨナラするときのいろんなこと!クリハラタカシのイラストを添えて、死を身近に考える。あのひとが死にました。夢に出たんです。死ぬのはこわいですか? いい死に方はありますか? 臓器をあげれば生き続けられますか?
 
知人が大切な人を亡くしたときどうすればいいか? 地獄より天国のほうが歴史的に新しい? 「ご臨終です」のタイミングは将来的に変わるのか? 自殺は悪いことなのか? では、尊厳死は認めてよいのか? など人生100年時代の死に関する素朴な疑問を多数取り上げ、宗教学者の視点でやさしく解説。

? となりの死
1. 死ぬのが怖いのは、なぜ?
2. 人はいつ、死ぬの?
3. 死んだら、どうなるの?
4. 死ぬとき、何が見えますか?
5. 亡くなった人と会えますか?
6. 死んだら天国とか極楽に行くって、本当?
7. 幽霊はいるのですか?
8. 60年前にあの世を信じない人が多かったのは、なぜ?
9. 幽霊を見てしまったら…?
10. 幽霊が見える人と見えない人がいるのは、なぜ?
11. 幽霊を見たら、どうすればいい?
12. あの世って、どんなところ?
13. いつか永遠の生命も現実になる?
14. 死んだ人が生き返る?
15. クローンは危うい生命?
16. たたりって、あるのでしょうか?

? 誰かの死
17. 親しい人や家族を亡くして悲しいのは、どう癒せばいい?
18. 家族を亡くした人にしてあげられることは?
19. あの人が死んで、わたしは生きている…いいのかな?
20. 友だちに「死にたい」っていわれたけど…?
21. 自殺は悪いこと? 生命は誰のもの?
22. 小説やドラマの「心中」は、死を美化していませんか?
23. 大事なペットの死…どう供養すればいい?
24. 動物たちは死を考えるの?
25. 食われて死ぬ恐怖って…?
26. 死んだ人の魂が見守っているって、本当?
27. 死んだ人が夢にあらわれた…これってどういうこと?
28. 亡くなった人の気配を感じたら?

? 自分の死
29. 自分がいつか死ぬなんて、想像できませんが…?
30. 余命宣告されたら、何をしたらいいんだろう?
31. けっきょく死んだら、みんな同じ?
32. いつか死ぬなら、何をしてもいいんじゃない?
33. 良い死に方と悪い死に方って、あるんですか?
34. 苦しまない死に方は、ありますか?
35. 神様には、どんな力があるの?

? 巷の死
36. 臓器提供した身体の一部は、ずっと生きている?
37. かっこいい死に方って、あるの?
38. 主人公の死はタブー?
39. 生命を選んでいいのでしょうか?
40. お地蔵さんがあちこちに…なぜ?
41. 焼身供養って何ですか? 自殺とは違うの?
42. 遺体を探し続けるのは、日本人独特のこと?
43. 仏って、何でしょう?
44. 亡くなった場所に、魂はあるの?
44+1. 「生」とは、何ですか?

正木晃[マサキアキラ]
著・文・その他

クリハラタカシ[クリハラタカシ]
イラスト

内容説明

終わりあればこそ、生きている実感が湧いてくる。日常に点在するさまざまな「死」を通して、「生」の意義を考える、宗教学者の蘊蓄あれこれ。

目次

1 となりの死(死ぬのが怖いのは、なぜ?;人はいつ、死ぬの? ほか)
2 誰かの死(親しい人や家族を亡くして悲しいのは、どう癒せばいい?;家族を亡くした人にしてあげられることは? ほか)
3 自分の死(自分がいつか死ぬなんて、想像できませんが…?;余命宣告されたら、何をしたらいいんだろう? ほか)
4 巷の死(臓器提供した身体の一部は、ずっと生きている?;かっこいい死に方って、あるの? ほか)

著者等紹介

正木晃[マサキアキラ]
1953年、神奈川県生まれ。筑波大学大学院博士課程修了。国際日本文化研究センター客員助教授等をへて、現在、慶應義塾大学非常勤講師。専門は宗教学、とくに日本密教・チベット密教

クリハラタカシ[クリハラタカシ]
1977年、東京都生まれ。マンガ、イラストレーション、絵本、アニメーションなどを制作(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

aloha0307

25
(いい意味で)雑談のように読みやすく、死 に向き合うことで、生をありのままに写す鏡として 生 の意義を高らかに掲げます。アンケートでは少数派でしたが、死後の世界を信じる己は、うまく説明できないけれど、三次元のさらにさきの4次元目に”彼岸・あちら側”との眼には見えない境界がある(だから 此岸&彼岸はくっついてる)と、なぜか勝手に信じているのです。2018/11/29

禿童子

22
宗教学者の正木晃が、死にまつわる44+1の質問に答えるという形式のとても読みやすい本でした。もちろん、確定的なことは誰にも答えられない質問ばかりですが、「私ならこう考えます」というスタイルで、チベット仏教を専門に研究してこられたバックボーンに一神教の考え方も紹介するという間口の広い本です。面白いのは、「あの世」を信じているかというアンケートで2013年は「信じる」40%/「信じない」33%で、1958年の「信じる」20%/「信じない」59%と、昔の人より今の人が死後世界を信じる割合が高いという結果は意外!2018/09/21

おでんのたまご

5
死をいろんな角度から。わかりやすく優しい語り口で読みやすい。幽霊信じている人が若い人の方が多いとか、天国や極楽は一辺倒なのに対して地獄は多種多様だとか面白い。ちょっとためになるようなええはなしもあり。2020/08/29

むらさき文鳥

4
死と死後の世界と幽霊について、ここまで真摯に語った本は希少です。私が常日頃、思っていること感じていることと内容に差がないので読みやすかったです。死について考えたくてもタブーとされることが多いので思考する手立てとして質問形式の進め方は親切なつくりだと思いました。2018/09/22

ひょるひょる

2
興味深く読めた。「人間が死を迎えるとき、最後まで残るのは聴覚、つまり耳だそうです」、「誕生は地獄より天国・極楽の方が先だが、情報量が多いのは地獄」が印象的。2019/07/28

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