意識をデザインする仕事―「福祉の常識」を覆すピープルデザインが目指すもの

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意識をデザインする仕事―「福祉の常識」を覆すピープルデザインが目指すもの

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  • サイズ B6判/ページ数 237p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784484132426
  • NDC分類 369
  • Cコード C0030

内容説明

高齢者も障害者も、みんな、もっと街に出よう!違いは、個性。ハンディは、可能性。「息子が履ける、カッコいい靴がない!」を原点にファッションの力で福祉を変えてきた著者が次に目指すのは、マイノリティもマジョリティも、すべての人が混じり合う社会。

目次

プロローグ 「人生の時間」の発見
01 「ピープルデザイン」が生まれるまで
02 ピープルデザインをとおしたモノづくり
03 ピープルデザインをとおしたコトづくり
04 ピープルデザインでマチづくりを
05 ピープルデザインでシゴトづくり・ヒトづくり
エピローグ 仕事はすべて「未来」のためにある

著者等紹介

須藤シンジ[スドウシンジ]
1963年生まれ。明治学院大学卒業後、大手流通系企業で宣伝、バイヤー、店次長などを経て、現在、有限会社フジヤマストア/ネクスタイド・エヴォリューション代表取締役社長、特定非営利活動法人ピープルデザイン研究所代表理事。次男が脳性麻痺で出生したことで、人びとが持つ「意識のバリア」や従来の福祉のあり方をファッションとデザインの力で壊す取り組みを行っている。提唱している「ピープルデザイン(PEOPLE DESIGN)」とその活動は近年、諸外国からも注目されている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

リップ

14
須藤さんは自分の次男が障害を持って生まれてきてからそれまで縁のなかった福祉という分野に改めて足を踏み入れてみると、そこは「可哀相」という考えを元に成り立っている世界だと感じられたそうだ。そこから須藤さんは慈善事業のように扱われてきた福祉にビジネスという切り口で関わって行き、障害者と健常者を線引きしている意識のバリアを取り払い、様々な人が混ざり合って暮らす社会を目指し活動されている。日本人は何かと制度の改善を求めるが、助け合える雰囲気作りで多くの問題は解決できるのではないかという考え方にとても感銘をうけた。2014/10/10

てくてく

7
障害を持って生まれた次男が大きくなる時までに少しでも良い社会になってほしいという考えから、勤めていた会社を辞めて独立。障害を持つ人も持たない人もカッコよいと思う様な商品の開発、障害を持つ人がもっと気軽に社会に出ていけるような社会の実現などに尽力著者。いわゆる意識高い系ではあるが、考えが実践に結びついている点は評価すべきだろう。2018/08/13

てるてる

4
▼すべての学生とU49世代にお勧めしたい良書。▼脳性まひの息子が履くカッコいい靴がない!▼ファッションとデザインの力によって障害者と健常者が自然に交じり合う社会づくりが始まった。▼高齢者:「こうすべきだ」など要望は多い反面「では、ご自身でどうするか」という考えがない。▼若者:「で、どうするか」と現実を柔軟に受け止め、行動する。▼会社は働く人を守ってくれず、いまの福島を見る限り、国も国民を助けてくれない時代になった。▼納得のいかない状況に直面したら、政治や会社に期待せず、自分で行動を起こそう。2014/06/24

Hitoshi Hirata

3
コミュニケーションチャームなど、高齢者にも障害者にも外国人にも馴染みやすいピープルデザインを推進する須藤シンジさんの著書。 人々が持つ意識のバリア(高齢者はこういうもの、障害者はこういうもの)や、従来の福祉のあり方をファッションとデザインの力で壊そうとする取り組みには大いに賛同します。 2020年東京オリンピック・パラリンピックを6年後に控え、一般常識としてぜひ多くの方に読んでいただきたい一冊です。2014/06/29

くろすけ

2
障がい者と健常者を分けがちな日本社会に疑問を感じたところから、著者は様々な物・人材・仕事を生み出します。格好良くオシャレであり、一般的な市場で通用する物が、実はハンデがある人にも使い易いものである。また、障がいの有無に関わらず楽しめるようなイベント企画… このような活動が、もっと広がると福祉のあり方も違うものとなるだろう。感銘を受けた。2015/05/09

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