内容説明
さまざまな分野のプロたちが、自分だけの“ルーヴル”を案内。新たな視点から見た、絢爛たる王宮の真の姿とは。
目次
もう迷わない、ルーヴルMAP
9つのカテゴリーに大別される、膨大な収蔵品。
ルーヴル作品を、プロの審美眼で楽しむ。(絵画の中に読み取る、画家の理想と幻想。(パトリック・ブラン)
失われた狩猟の風景に、思いを馳せる。(パトリック=ルイ・ヴィトン) ほか)
美を演出する、ルーヴルの空間。(延びたり縮んだりの、ルーヴル建築史。;テーマを選んで、1時間半コースに挑戦!;ルーヴルめぐりに欠かせない、必携アイテム)
ルーヴルに行くとき、訪れたい料理店。
泊まるべきは、大人のためのプチホテル
21世紀のルーヴルを、革新し続ける。(アンリ・ロワレット)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
こきよ
76
ルーブルと言えばやはり〝ダヴィンチ〟〝フェルメール〟〝レンブラント〟といった巨匠の絵画がまず思い浮かぶであろう。が、ここの真の愉しみ方は、それら絵画作品をも含めた、博物学的見地から蒐集されたコレクションを通して、狭義的、或いは広義的な意味に於いての〝人類史〟を俯瞰する事にこそあろう。2014/08/14
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30
初版2009年。一度は訪れてみたい場所の一つ、ルーヴル美術館。ほんとに、広いっ!本文には展示品の写真や美術館の地図、フランス人が選ぶルーヴルの好きなところなどなど、魅力満載の一冊。室内の写真は奥行きが広く、吸い込まれるようでした。時間を気にすることなく、自分の目で、心で本物のルーヴルを感じてみたいです。2014/10/14
PG
3
2009年発行。最近の無性にルーヴル行きたい欲を満たすために図書館で手に取った本。雑誌のように軽い内容。美術品の紹介というよりは、実際に行く人向けの観光ガイド。増築を繰り返し時代により形を変えるルーヴル建築史が面白かった。地元の人のインタビューでは、もう100回以上足を運んでいる人がいるなど。なんとも羨ましい。地元民になったら自分も毎週行ってしまう(笑)。ルーヴル美術館やオルセー美術館があり、街中に美術品が溢れる花の都パリで芸術に触れながら生きるのが夢。2018/10/01
さち
3
プロの楽しみ方に触れる。美術のプロだけでなく、ダンサーの目から見た彫刻、植物学者の植物分析、ペディキュア師が興味を持つ「足文化」など、さまざまな職種の人が独自の視点でルーブルに愛着を持っているのが分かり、目からウロコ。面白かったし、自分も鑑賞を工夫したくなる。いまのルーブルになるまでどのように建てられてきたかも教えてもらえる。次はコースにこだわって行ってみたい。100回以上行くことのできる地元民、うらやましい!2014/10/10
じょな
3
鹿島先生またしても現る。彼の興味はもっぱらエロスにあるらしいことが分かった。鹿島先生とルーブル美術館を回る授業があればいいのに ♯無理2013/02/24