ひとり 誰にも看取られず―激増する孤独死とその防止策

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ひとり 誰にも看取られず―激増する孤独死とその防止策

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  • サイズ A5判/ページ数 235p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784484072197
  • NDC分類 367.7
  • Cコード C0095

内容説明

NHKスペシャル「ひとり 団地の一室で」をベースに、大幅な追加取材を行って書籍化した、孤独死問題のバイブル!孤独死の原因、孤独死が急増している現状、地域社会による孤独死防止の取り組み、団地やマンションで孤独死が起きた場合の対処法、そして自分が孤独死しないためには…孤独死問題とその防止策を網羅。

目次

第1章 ニュータウン・常盤平団地に起きた「孤独死」
第2章 「孤独死」はいったいなぜ、どのようにして起きるのか
第3章 全国で激増する「孤独死」があぶり出しているもの
第4章 各地で動き出した「孤独死」防止の取り組み
第5章 団地やマンションで「孤独死」が起きたらどうすればいい?
終章 「孤独死」しないために

著者等紹介

佐々木とく子[ササキトクコ]
1959年長野県生まれ。早稲田大学第一文学部卒業後、雑誌編集などを経てフリーライターに。人物ドキュメンタリーを中心に、ビジネス、医療、食などの分野に執筆(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

かりんとー

2
暗澹たる気持ちになる。なんとかしなくては。共同体の復活・・・。2015/11/16

Humbaba

1
孤独、というのはある種のかっこ良さを感じられるが、少なくとも孤独死は決してかっこ良いものではない。いくら自分の始末は自分でやろうと思っても、自分の死後のことまで自分でこなすことはできない。周囲の人間との関わりを持っておかないと、死後時間がたってからその事実に気づかれて、相手に迷惑をかける事になりかねない。2013/07/10

かめかめ

0
「看取られない死」の話しです。  孤独死の定義はいろいろとあるようですが、本書では「一人暮しをしていて、誰にも看取られずに自宅で亡くなった場合。自殺は含まない」としています。 千葉県松戸市の常盤平団地の取材を中心に構成されていますが、一昔前に「ニュータウン」としてもてはやされた団地はほとんど同じ状況のようです。「オールドタウン」になっているのです。  「自立」ではなく「上手な依存」が孤独死を防ぐためには大切だとしています。男性は女性に比べて「上手な依存」が下手なので特に注意が必要です。イギリスの精神分2008/10/08

壱萬弐仟縁

0
このところ社会問題化した、孤独死、無縁社会。大都会でも、ど田舎でも、この社会現象は起きているということだ。本著末尾によると、「『どうして孤独死が問題なの?』と言ってしまうこと自体が、問題なのです。個人主義、自立主義がそれほど蔓延しているということだからです」(p.231)。社会として、彼らを取りこぼしてきた責任をだれがとるのか? 行政が不作為なだけではなく、近隣の人間関係が希薄化しているためである。2012/04/12

ケニオミ

0
死に方についてのいろいろな本を読んでいるけれど、タイトル通り「ひとり誰にも看取られず」死んで行くのは、あまりにも悲しすぎる。コミュニティの復活を切に願う。2011/09/01

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