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内容説明
村上春樹作品に登場する全楽曲を詳細解説。代表作の印象深い１２曲をオリジナルアレンジで収録。
目次
風の歌を聴け
１９７３年のピンボール
羊をめぐる冒険
中国行きのスロウ・ボート
カンガルー日和
螢・納屋を焼く・その他の短編
世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド
回転木馬のデッド・ヒート
パン屋再襲撃
ノルウェイの森
ＴＶピープル
国境の南、太陽の西
ねじまき鳥クロニクル
夜のくもざる
レキシントンの幽霊
スプートニクの恋人
神の子どもたちはみな踊る
海辺のカフカ
アフターダーク
東京奇譚集
その他の短編
著者等紹介
小西慶太［コニシケイタ］
１９６０年、大阪府生まれ。法政大学社会学部社会学科卒業後、タウン誌編集を経て８５年からフリー。以後、雑誌、単行本ほかにジャンルを選ばす執筆する。９０年前後にはＦＭ誌でクラシック／ジャズ／ポップスのカテゴリー別で試聴する連載ページを担当した（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
momogaga
50
再読。私の村上ワールドは①音楽。小説「ノルウェイの森」は音楽小説です。特にザ・ビートルズの『64になったら』選曲は絶妙です。②食事。100％外食はから80％自炊に変わりました。③イラストレーター。初期は佐々木マキさん、その後は安西水丸さんの大ファンになりました。これからも村上ワールドは私のライフスタイルに彩りを与えてくれだろうな。 2020/07/26
momogaga
34
音楽で村上ワールドを満喫できました。村上春樹作品の解説本を読むごとに作品達の理解度が深まってきています。「風の歌を聴け」を何度も挫折してしまいました。そんな昔が懐かしい今日この頃です。2014/11/09
モリータ
8
◆2007年刊。著者は1960年生、音楽系ライター。各作品に登場する曲を網羅して解説。作品中の場面も簡潔に記載がある。解説部分は同著者による『村上春樹の音楽図鑑』（1995年刊、1998年改訂新版）を基にしている。◆本書刊行当時最新の文庫本を参照して登場頁も書いてある（が、参照した作品と文庫本のリストがないのは辛い）。◆パラパラ用。授業で使えるかもと思い。2023/7/21既読本棚に移す。
がりがり君
4
なんというか、時代を感じる。村上春樹の小説に登場した音楽を簡単な文章で簡素に紹介してみせるだけの本だがそれでも図鑑的面白さがある。何より一言言いたいのは付属されてるCDに収録されてるギターが心地いい。このCDのためにお金出す価値あるよ冗談抜きで。ロックはアメリカンに偏ってるが当時の流行を反映するものだろう。そのほかクラシック音楽。ジャズは少なかったね。どうして？2016/05/16
みりん
1
村上春樹を読んでいると作中に登場する音楽が気になりませんか。 この本は作品ごとに登場した音楽をすべて紹介していて私みたいな人間にはとても魅力的な本です。 これでもういちいちメモをする必要もなくなります（笑 付属のCDには代表的な楽曲がピックアップされていて（ギターソロにアレンジされていますが） 実際に耳で聴いて楽しむこともできる素敵な本です。 満足。2008/06/09
