内容説明
ここ数年間は、労働法、とりわけ女子労働に関する法制度の転換期であった。本書は、この現実をふまえ、男女雇用機会均等法、労働基準法、労働者派遣法およびパートタイム労働に関する法令の適用を、女子労働の視点から総合的に取り上げた初の“女子労働法”の解説書である。具体的には、女子労働に対する実務の立場から重要な問題点をあますところなく掲げ、それをどのように解釈し、運用すべきか検討している。
目次
第1部 男女雇用機会均等法
第2部 労働基準法
第3部 労働者派遣法
第4部 パートタイマーをめぐる法律