内容説明
ドストエフスキー評伝の金字塔。あらゆる言語で書かれたドストエフスキー文献のなかで、最もすぐれた書。作家論、作品論の白眉。面白さの点で、今なおこれをしのぐものはない。
目次
少年時代と青年時代
「貧しい人びと」
「分身」・「プロハルチン氏」
1847、48年の作品
初めての長篇小説の試み「ネートチカ・ネズワーノワ」
革命家ドストエフスキー
監獄と徒刑
流刑・最初の結婚・「おじさんの夢」と「ステパンチコヴォ村とその住民」
「死の家の記録」
「虐げられ辱められた人びと」〔ほか〕
著者等紹介
松下恭子[マツシタヤスコ]
1935年東京都生まれ。早稲田大学ロシア文学科卒業。著書『子どものモスクワ』(1972、岩波書店)『赤ちゃん物語』(1994、図書出版社)
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