ドキュメンタリーは格闘技である―原一男VS深作欣二 今村昌平 大島渚 新藤兼人

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ドキュメンタリーは格闘技である―原一男VS深作欣二 今村昌平 大島渚 新藤兼人

  • 原 一男【著】
  • 価格 ¥2,420(本体¥2,200)
  • 筑摩書房(2016/02発売)
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  • サイズ A5判/ページ数 256p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784480873859
  • NDC分類 778.7
  • Cコード C0074

出版社内容情報

「ゆきゆきて、神軍」「さようならCP」など異色のドキュメンタリーで有名な原一男。彼と日本映画の巨匠が語る映画・エロス・虚実についての極私的な対談集。

内容説明

ドキュメンタリーはフィクションだ!『ゆきゆきて、神軍』の鬼才原一男が赤裸々に自らをさらしつつ、鋭いツッコミで4人の巨匠の映画術に迫る。ユーモアと戦慄に満ちた白熱の対話集。

目次

第1章 映画のなかの初期衝動(映画にとって暴力とは何か―深作欣二×原一男;映画にとって“虚構”とは何か―深作欣二×原一男×小林佐智子)
第2章 嘘と真実のはざまで(『人間蒸発』と体験的女優論―今村昌平×原一男;キャメラマンから見た『人間蒸発』の現場―原一男×石黒健治)
第3章 いかにキャメラを向けるのか?(『忘れられた皇軍』の“真実”―牛山純一×原一男;『忘れられた皇軍』と体験的ドキュメンタリー論―大島渚×原一男)
第4章 「撮りたいものを撮る」ということ(私のなかではドラマもドキュメンタリーも一体だ―新藤兼人×原一男)

著者等紹介

原一男[ハラカズオ]
1945年生まれ。山口県宇部市出身。1972年、小林佐智子と「疾走プロダクション」を結成。次々に先鋭的ドキュメンタリー作品を発表、高い評価を得る。1987年の『ゆきゆきて、神軍』により、ベルリン映画祭カリガリ映画賞、パリ国際ドキュメンタリー映画祭グランプリ受賞。1991年より文化庁新進芸術家在外研究員としてアメリカに留学した。1995年、次世代のドキュメンタリー作家の養成を目指し、自ら塾長となって「CINEMA塾」を開塾。現在、大阪芸術大学映像学科教授。シューレ大学アドバイザー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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nizimasu

6
原一男監督の作品は大体見ているけどそのパーソナリティは本人が直接的に出演していないので「しつこく被写体を追う人」というイメージにすぎなかった。「CINEMA塾」というイベントでの巨匠の面々との対談をまとめた対談集。これがまさに原監督の人となりがよくわかりかつドキュメンタリー作品論でもあるのが面白い。何しろ白眉なのが最初に登場する深作欣二監督との対話。やたらと「共演した女優と性的関係を持つと後の撮影はしにくくないか」という疑問で後に登場する今村昌平にも聞いているから相当気になっていたのかな。何とも人間臭いw2016/03/21

keroppi

5
壮絶なドキュメンタリー「ゆきゆきて、神軍」の原一男と、今は無き深作欣二、今村昌平、大島渚、新藤兼人の対談集。映像のリアリティと格闘する監督たちの激白。久々に監督たちの作品を見てみたくなった。「CINEMA塾」で行われたという他の対談も読んでみたい。2016/06/16

imagine

3
掲載されている対談が行われたのは約20年ほど前。原一男監督のミスでお蔵入りになりかけていたところ、newCINEMA塾の再開により陽の目を見た本。ドキュメンタリーへの注目が高まりつつある現在、先人達の生の声に触れられる貴重な資料となっている。巨匠相手に、ごまかしや建前を許さない聞き手に徹する原一男監督はさすが。2016/11/28

Kazuo Ebihara

2
何故、今? 本書は、筑摩書房の2月の新刊。 『ゆきゆきて、神軍』の原一男監督が 4人の巨匠とドキュメンタリー映画について語り合った。 深作欣二、今村昌平、大島渚、新藤兼人。 皆、鬼籍に入られている。 1995年から98年に掛けて、 原が主宰する「CINEMA塾」で行なわれた 過激な対談を書き起こしたもの。 何故、出版がここまで遅れたのか。 その答えは、あとがきに記されていた。 日本映画好きには堪らない一冊。 ドキッ、麺、足りんわ。カツ丼付きでも。 春は揚げ物。 2016/03/07

まさやん80

1
原一男さんが自身が主催する「CINEMA塾」で、原さんが講師と討論する。その中から、深作欣二、今村昌平、大島渚、新藤兼人との討議が収められている。原さんは、かなり突っ込んだ質問をしているが、先輩監督は皆真摯に答えており、表現に関わる深い対話となっている。原さんだけでなく、それぞれの監督の創作の奥に分け入るというなかなかに興味深い本である。2020/07/18

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