コロナ後の世界―いま、この地点から考える

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コロナ後の世界―いま、この地点から考える

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  • サイズ 46判/ページ数 328p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784480864741
  • NDC分類 304
  • Cコード C0036

出版社内容情報

世界を襲ったCovid-19。深刻かつ多方面にわたるその影響。危機の正体と到来する未来を、第一線で活躍する12人の知性が多角的に検証した比類なき論集!

内容説明

免疫学、精神医学、社会学、哲学・現代思想、経済学、医学史、政治学、科学史など、第一線で活躍する12人の知性による、圧倒的熱量の論集!世界を襲ったCOVID‐19。深刻かつ多方面にわたるその影響。危機の正体と、到来する未来を、多角的に検証。

目次

1 ニッポン社会のクライシス(免疫からみえるコロナの行く末;2020年のパンデミックと「倫理のコア」―「日本モデル」が示す人と組織の劣化;コロナ・ピューリタニズムの懸念)
2 コロナ時代の新・課題(コロナショックドクトリンがもたらす円高帝国;一汁一菜のコスモロジー―土井善晴論;コロナ危機、民主主義、そして世界的連帯)
3 「その先」を深く考える(Covid‐19のパンデミーと食肉の問題;「ポスト・コロナ・エイジ」を考えるためのエクササイズ;公衆衛生と医療―集団の救済と病人の救済)
4 コロナ後の世界(“不可知性”の社会―“不可知性”に統治される未来をどう生きるか;パンデミック・デモクラシー;もうひとつの別の経済へ)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ころこ

39
うっかりしていると賞味期限切れになると思い読みました。①免疫学・小野昌弘はワクチン接種の問題をこの時点で指摘しています。本稿は一般的な指摘であり、具体的問題になった現在に議論をつくれないマスコミが如何にいい加減か分かります。マスコミの子宮頸がんワクチン(打たないことで今後5000人の死者が出るそうです)の反対キャンペーンにより、今回の各自治体によるワクチン接種も間接的に悪影響を受けています。副反応でかえって重症化する可能性があるので、ワクチン承認は急ぐべきでないとの指摘があります。②社会学・宮台真司は「社2021/05/25

翔亀

39
【コロナ53】各出版社から続々出されているコロナ本。これは筑摩書房版で、12人の比較的長い(約30p)論考が並ぶ。各出版社でほとんど著者の重複はないが、読んだ順番のせいもあろうが、同じような話の繰り返しのような気がしたのが正直なところ。ある意味、正統的な論考が多いのだ。真面目というか。個々の論者で勿論違いはあるが、総体的にみて"元には戻れない"という認識の下、どうなるか、どうすべきかを示そうとしているが、これという答えは見出し難い。典型的なのは巻末を飾っている大澤真幸の力作だが、新型コロナの急速な蔓延↓2020/09/10

まゆまゆ

17
免疫学や社会学、哲学、経済学といった様々な知見をもつ方たちが、それぞれの視点からコロナ禍の現在、過去、未来を語りつくす内容。気になったのは、ワクチンに過剰に期待しないこと。終息後にはむしろ3密で行動してみること。やりたいこともできずただ生きることだけがこんなにも辛く寂しいと気づいた人は終息後にどんな行動を取るのか……間違いなく数年後は人々の倫理意識や行動規範が今と変わっているだろう。それを今から想像して、できる対策をしておかないと宮台先生のいうクズだらけの日本になってしまいそう……2020/10/21

ほし

15
コロナウイルスによる世界的なパンデミックを受けての論集。どれも興味深い内容なのですが、おしなべて世界規模での視点で語られるものが多いなか、中島岳志さんの論は素朴すぎるという点で異彩を放っていました。それは毎日の食事を見つめ、自然との関係を再構築しようという提案で、一見普通すぎるようにも思えるのですが、本書での鈴木晃仁さんによる論では食肉とパンデミックの関係性も考察されており、食という視点は結構核心なんじゃないかと感じられました。毎日の食を大切にすること、これが小さな革命にもなり得るのかもしれません。2020/09/17

taka masa

13
ちょっと古いかなという部分はあるものの、現在の生活、将来を考えるのには良い本では。一汁一菜とか食肉のところはピンと来ないところもあったが…日本がダメなところはたくさんあるが、ダメだダメだと文句ばかり言うのではなく、自分で考えて、できることをやるということかと思う。2021/08/18

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