日銀日記―五年間のデフレとの闘い

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日銀日記―五年間のデフレとの闘い

  • 岩田 規久男【著】
  • 価格 ¥2,750(本体¥2,500)
  • 筑摩書房(2018/10発売)
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  • サイズ B6判/ページ数 432p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784480864598
  • NDC分類 332.107
  • Cコード C0033

出版社内容情報

なんとしてでもデフレから脱却する! 日本経済を復活させるため日銀副総裁を務めた経済学者が、歴史的転換点を克明につづる。日本経済をここまでダメにしたのは誰か? デフレから脱却し、経済成長を達成するべく、日銀副総裁を務めた経済学者による5年間の記録。歴史的転換点に立ち会え。

岩田 規久男[イワタ キクオ]
著・文・その他

内容説明

消費税増税、経済音痴の政治家、誤解だらけのマスコミ…リフレの敵とはなんだったのか?元日銀副総裁が語る本音。実録!日本経済の転換点。

目次

第1章 異次元の「量的・質的金融緩和政策」の船出
第2章 想定通りに展開した「量的・質的金融緩和」最初の一年
第3章 消費税増税で壊れた「リフレ・レジーム」
第4章 「経済音痴」の民主党国会議員の対応に追われる日々
第5章 逆風に抗して、金融政策の転換
第6章 デフレ完全脱却のための「リフレ・レジーム」の再構築

著者等紹介

岩田規久男[イワタキクオ]
1942年生まれ。東京大学経済学部卒業、同大学院単位取得満期退学。学習院大学経済学部教授などを経て、2013年4月から五年間、日銀副総裁を務める。学習院大学名誉教授。専門は、金融論・都市経済学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

k5

67
マイブームとしての財政。紛うことなき同時代史の名著で、著者が信念を持って仕事をされていたのがよく分かります。それだけに、特定の政治家、エコノミストに対する評価が生々しく、章のタイトルが「経済音痴の民主党議員の対応に追われる日々」だったり。読みどころは、宿願であったデフレ対策を取り上げ、金融緩和を実行に移した安倍総理、黒田総裁への愛と、消費増税でそれを台無しにしてしまう彼らへの「なぜ分かってくれないのか」という、もはや青春小説のような切ない気持ちのバランスでしょう。たぶん安倍さんが判断力ないんだと思うけど。2020/07/16

ばたやん@かみがた

38
岩田氏が黒田総裁と共に執行部に入る前の日銀は世界的に見ても異様な考え方に支配されていた。即ち「いくらマネーを供給しようと需要がない以上、物価が上がる訳がない」(日銀理論)と中央銀行の役割を放棄する考え方にしがみつき、リーマン後世界の中銀が大掛かりな金融緩和を実施する中、頑なにそれを拒んで来たのである。その結果、日本が空前の円高株安に陥り国民を苦しめた事は記憶に新しい。デフレ脱却を旗印に掲げる安部政権が復活するに及び、白川前総裁以下旧執行部は逃げる様に任期前に退任、首相は後事を冒頭の二人に託した。(続2019/03/17

Fondsaule

24
★★★★★ 黒田総裁のもと、5年間日銀副総裁を務めた岩田規久男さんの日記を編集したもの。 実際の金融政策の現場の大変貴重な記録だ。 『第4章「経済音痴」の民主党国会議員の対応に追われる日々』には笑ってしまった。 やはり、消費税増税というのはタイミングが難しいようだ。2019/06/23

Emkay

16
2013-18年、日銀副総裁として安倍政権のリフレ政策のど真ん中にいた著者の日記。黒田総裁の会見に対する見解、発表される数々の経済指標に対する分析、2%のインフレ目標が在任中未達に終わった理由の分析、財務省と日銀の世論操作力の差、非礼な態度で的外れな質問を浴びせる国会議員に対する罵詈雑言、メルケルといった要人から教え子に至るまでの会食の様子や内容などなど、全くもって読み応えあり。これほどまでに金融緩和を進めるのが政治的に大変であれば、やはり安倍政権退陣後は色んな揺り戻しがあるんだろう。2020/01/13

はるわか

15
消費税増税で壊れた「リフレ・ルジーム」。「非ケインズ効果」への過剰な期待。株価が上がらなければデフレ脱却はありえない。(著書は日銀副総裁として2013年4月、二年程度を念頭に、2%の「物価安定の目標」を達成するために「量的・質的金融緩和」という異次元の金融政策を決定)2019/05/02

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