「脱原発」成長論―新しい産業革命へ

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「脱原発」成長論―新しい産業革命へ

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  • サイズ B6判/ページ数 187p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784480864147
  • NDC分類 501.6
  • Cコード C0033

出版社内容情報

原発に頼らず、経済成長を果たすには、エネルギー革命を実現させ、地域分散ネットワーク型社会へ転換するほかない! 未曾有の危機から脱するための希望の書。

内容説明

二一世紀の経済は、その基盤となるエネルギーと食料を基軸にして地域分散ネットワーク型に変わっていくことになる。まず何よりも、自然由来のエネルギーは地域に根ざすので、地域分散型にならざるをえない。それが地域の新たな雇用を作り出す。

目次

第1章 3・11以後へ(失敗の根本的反省なくして再生はありえない;環境エネルギー革命へ)
第2章 世界金融危機とエネルギー転換(巨大なバブル崩壊;マクロ経済政策の限界;供給サイド政策の失敗)
第3章 環境エネルギー革命が起きている(エネルギー転換が始まっている;エネルギー転換のための政策;電力改革に立ちはだかる壁;新しい産業政策と政府の役割)
第4章 大震災からの地域再生(東日本大震災と農林水産業の再生;日本の農林水産業はどこを目指すべきか;地域分散ネットワーク型経済を;財源はどうすべきなのか)

著者等紹介

金子勝[カネコマサル]
1952年生まれ。東京大学大学院経済学研究科博士課程修了。法政大学経済学部教授などを経て、慶應義塾大学経済学部教授。専門は財政学、制度の経済学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

壱萬弐仟縁

0
制度経済学、政治経済学の立場から、3.11後の地域再生にあたり、建設的な議論をしようと試みている好著。右肩下がり、没落過程をたどる日本経済において、どうすれば、原発に頼らずに産業振興や仕事を興せるか、考えるヒントが書かれている。2012/04/14

taniyan

0
第4章「大震災からの地域再生」が興味深かった。再生可能エネルギーへの投資額は中国が1位、ドイツが2位、アメリカが3位というのも印象的。2011/12/05

カネコ

0
2011/09/10

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