「生きる」ために反撃するぞ!―労働&生存で困った時のバイブル

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  • サイズ B6判/ページ数 188p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784480863928
  • NDC分類 366.021
  • Cコード C0036

内容説明

フリーター・派遣・正社員・ニート等問わず、困った時の「駆け込み寺」情報満載!1人でも入れる労働組合、たすけあいネット、いざという時のセーフティネットなどを徹底ルポ取材!労働法Q&Aから、デモ情報まで。

目次

第1章 反撃する人々(第1の反撃さん「フリーター全般労働組合」執行委員長・大平正巳さん フリーターとか派遣でも労働組合に入れるの?;第2の反撃さん「反貧困ネットワーク」とアキバ闘争 貧乏で生きづらくて、自分を責めてしまいそうな時には?;第3の反撃さん「グッドウィルユニオン」委員長・梶屋大輔さん 派遣先にぼったくられたら?;第4の反撃さん「ユニオンYes!キャンペーン」事務局長・土屋トカチさん 「労働組合」ってどんな人たちがいるの?;第5の反撃さん「女性ユニオン東京」執行委員、「働く女性の全国センター」代表・伊藤みどりさん セクハラ上司をのさばらせないためには?;第6の反撃さん「反貧困たすけあいネットワーク」呼びかけ人・河添誠さん 明日の生活費もない…。そんな時は? ほか)
第2章 対談(湯浅誠×雨宮処凛 お金がなくても死なないために;鶴見済×雨宮処凛 今は絶好のチャンス!―生きづらさと新自由主義)

著者等紹介

雨宮処凛[アマミヤカリン]
1975年、北海道生まれ。97年、右翼団体に入会。98年、愛国パンクバンド「維新赤誠塾」結成、ボーカルをつとめる。99年、その活動がドキュメンタリー映画「新しい神様」(監督・土屋豊)となる。以後、右翼団体は脱会。2000年、自伝『生き地獄天国』(太田出版、ちくま文庫)を出版し、デビュー。著書に『生きさせろ―難民化する若者たち』(太田出版、日本ジャーナリスト会議JCJ賞受賞)など多数。現在は新自由主義の中、生活も職も心も不安定さに晒される人々(プレカリアート)の問題に取り組み、取材、執筆、運動中。「反貧困ネットワーク」副代表。フリーター全般労働組合賛助会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

磁石

19
民は生かさず殺さず治めるべし、と言われていたが、昨今では違うらしい。どんどん使い捨てる、代わりは幾らでもあるから、搾り取れるだけ絞りとるのみ。その結果、「生きるため」なんて最も根源的な旗が出てきてしまった。どうしてこんなヤバい状況を作ってしまったのか? この手の本を見ると毎度のこと考えさせられる、自殺したいとしか思えない。どうして自分だけは助かるなんて楽観できるのか? もはや働くとは、生きる為/生かす為にするものでは、ないのかもしれない。2018/04/04

rokubei31

2
筆者やサヨク系の運動をされている方が、述べる、共感とか連帯という言葉には、違和感を持つが、現状では労使交渉で一定の成果を得るために行う運動やデモ行進は人が集まらなければ成らないことから、運動に参加しているアクティビストの人達の関係者といった、狭い連帯でしか運動が展開しないことが残念な気がする。筆者は、インディーズ系労組といっているが、本当の意味で、社会を変えていくような大きな運動にするのであれば、目標設定を明確化し、一般の大衆をいかにひきつけるかが大切ではないかとおもった。後、外国人研修生の項目で、中国か2009/08/07

白石 博子

1
それぞれの事例があまりに辛い。たくましさと人を救おうとする優しさでなんとか読了。2023/02/23

Takeshi N

1
発刊から10年たっているが、世の中あまり変わっていない。ブラック企業、ブラック社長を撲滅しよう。2019/08/31

marukuso

0
ブラック企業が蔓延り、格差が一段と問題になっている。非正規雇用でとんでもない扱いをされてきた人たちが労組に入り、デモ行進し社会を変えていく。勇気をもらえる本だと思う。労働問題は格差だけでなく、人間としての尊厳、人権など他の問題と密接に関係している。実際に各労組の連絡先も記載していて、いざという時役立つと思う。2016/03/09

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