占領下日本

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占領下日本

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  • サイズ B6判/ページ数 450p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784480857910
  • NDC分類 210.76
  • Cコード C0095

出版社内容情報

戦後日本の大枠は1945年から52年までのアメリカ占領下で決められたが、多くの謎や未解決の問題が残されている。その解明に挑んだ4人の専門家(半藤一利 、 保阪正康、松本健一、竹内修司)の白熱の討論の記録。

内容説明

天皇の「人間宣言」、新憲法の制定、東京裁判の成り行き、検閲の実態、数々の謀略事件、そして朝鮮戦争…新生日本のグランド・デザインをめぐる国内の相克がGHQ内部の権力闘争と絡み合い、いまだに多くの謎と未解決の事件を孕んだまま過ぎ去ろうとしない時代の真実に迫る。現代日本を呪縛する「占領下」の出来事の深層。

目次

「八月十五日」の体験
日本は「無条件降伏」をしたか
「一億総懺悔」の問題点
天皇とマッカーサーとの会談の真実
天皇が「人間」となった日
「堕落論」および「俳句第二芸術論」の衝撃
憲法第九条を発案したのは誰か
当用漢字・新かなはどうして採用になったのか
検閲はどう行なわれていたか
国敗れてハダカありき
“日本人民共和国”成立の可能性
『はるかなる山河』に生き残ったことの意味
東京裁判でパル判事が主張したこと
「デス・バイ・ヘンギング」という判決
『日本の黒い霧』の推理は正しいか
朝鮮戦争は「神風」だった?:古橋・湯川・黒澤の活躍
警察予備隊が編成されたとき
マッカーサーが忘れられた日

著者等紹介

半藤一利[ハンドウカズトシ]
1930年生まれ。作家。東京大学を卒業後、文藝春秋に入社し、雑誌・書籍の編集に携わる。1994年、退社

竹内修司[タケウチシュウジ]
1936年生まれ。東京外国語大学を卒業後、文藝春秋に入社し、雑誌・書籍の編集に携わる。2000年、退社。文教大学情報学部教授を経て、現在はフリー

保阪正康[ホサカマサヤス]
1939年生まれ。評論家。同志社大学卒業

松本健一[マツモトケンイチ]
1946年生まれ。東京大学卒業。現在は麗澤大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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katakuli365

6
座談で読み易い。特に第十章の”日本人民共和国”成立の可能性を緊張して読んだ。朝鮮半島やベトナムが分断の事実からも十分有り得たと思う。関東、中部、近畿はアメリカ、北海道、東北はソ連とか。原爆もトルーマンとスターリンの交渉戦略か。昭和27年4月28日占領終了。日米安保条約、日米地位協定と現政権が取り組む戦後処理課題も多い。 http://www.youtube.com/watch?v=gwZUK7xqBhM http://www.youtube.com/watch?v=gVFT_LoM144(本書と関係無し)2013/06/23

鬼山とんぼ

4
大いに勉強になった。特に半藤一利さんは1930年生まれなので一番知識吸収力の高い時期に遭遇しており、おまけに大卒後すぐ文芸春秋の編集者になったため当事者や取材者たちとナマで接触しているため、知識の幅も精度も深さも舌を巻くほど。対談のネタ選択も半藤氏が仕切ったようだが、赤線とか分割占領の可能性とか多彩で、ヘエーと思うような話の連続だった。私自身は下山事件に一番興味があるが皆さん自殺説を一蹴してくれて安心した。鉄道利権に強い岸・佐藤兄弟と、工事や納入品でピンハネする右翼系が組んで抵抗勢力の下山を消したと見る。2023/07/24

Gen Kato

4
資料として、読みはじめたつもりがおもしろすぎて我を忘れて読みふけってしまった。安保法制や日本国憲法を論じるならば避けては通れない占領時代。いささか食い足りない、というより納得できなかったのは『日本の黒い霧』の章ですかね。いわゆる「全体の構図」は、各部の検証がずさんなことですでに壊れているように思うんだがなあ…2015/07/18

AnmitsuK (うろ覚えムーミン)

4
戦後、GHQ管理下の元に置かれた日本の姿を回想する本。著者四人の対談の中で一人ひとりのリアルな体験談が頻出し、年表やデータを載せた資料本だけでは分からない、当時の世情が伝わってくる。「玉音放送を聞いて終戦を喜んだのは戦前からのマルクス主義者などごく一部で、大部分の国民は失意と絶望に沈んでいた」など、興味深い内容多し。特に、「敗戦が決まった二日後、米兵相手の慰安婦施設を作ることが閣議決定された」というのにはぶったまげた(笑)2013/02/04

Riopapa

3
7年に及ぶ占領下で日本がどれだけ世界情勢の変化に翻弄されたかがよく分かった。教科書では、この時代の辛さが伝わってこない。それにしても昭和天皇は素晴らしい。2013/05/08

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