内容説明
資本主義における競争は、価格や品質を争う単純な段階から、個人や企業のさまざまな結合が生みだす多様なシステムの間の競争に入った。それは市場と組織がダイナミックに相互浸透しながら、国家をまきこみ、国家を超えて経済を進化させていくプロセスである。
目次
序章 システム間競争の時代
第１章 「系列」と企業ネットワーク
第２章 新たな成長メカニズムと組織革新
第３章 現代企業とアントレプレナー
第４章 金融システムと産業
第５章 情報ネットワークの展開
第６章 ネットワークとしての国家と企業
第７章 展望―システムと場の競争
