マラルメの詩学

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  • サイズ A5判/ページ数 290p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784480836410
  • NDC分類 951
  • Cコード C0098

内容説明

宇宙と人間を根源から問いただすマラルメの広大な詩と詩学の試み―詩学教授にして現代詩の新しい地平を拓いた詩人ボヌフォワが、きわめて緊密度の高い文体で、極限地帯への冒険に憑かれた精神の企ての本質に、斬新な視点から迫る白眉のマラルメ論。

目次

マラルメの詩学
最後の小筺の鍵
唯一無二の人とその対信者
軽少なるものの黄金
マラルメと音楽家

著者等紹介

ボヌフォワ,イヴ[ボヌフォワ,イヴ][Bonnefoy,Yves]
1923年トゥールに生れる。シュルレアリスム、実存主義哲学の影響のもとに出発し、1953年『ドゥーヴの動と不動』により、現前の直接性を名付ける独自の詩学を樹立。以後、文芸、美術批評、シェイクスピアやイェイツの翻訳など広範な活動を続ける。1981‐93年、コレージュ・ド・フランス詩学教授

菅野昭正[カンノアキマサ]
1930年生れ。東京大学名誉教授

阿部良雄[アベヨシオ]
1932年生れ。東京大学名誉教授
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