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内容説明
１９世紀の特異な作家ザッヘル＝マゾッホを中心に、東ヨーロッパのメランコリーと権力のイメージを追う画期的論考。
目次
１ ザッヘル＝マゾッホ新稿（メランコリックな知恵；ユダヤ人問題と自治；マゾヒズムと警察）
２ イディッシュ語を聴くカフカ
３ 罵倒語の研究（オドラデク／名前の憂鬱；フェルディドゥルケ／ユダヤ系青二才；ゴレム／泥人形の悲哀；マゾヒズム絵画；空気人間の系譜）
年表
書誌
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あかふく
1
マゾッホ、カフカ、ゴンブローヴィチ、シュルツ。彼らのポーランド。イディッシュ。ミミズのように転がるa。わたしはマゾヒズムを警察的に告発する。ときに見つからないことのある小説的要素。自伝。語ることで過去に干渉する進化論的なふてぶてしい奴隷ども！ しね？らしね！しね！死ね！2013/01/24
