目次
形態と映像
言語と映像
夢と臨死体験
進化と目的論
脳の時代と体の時代
見えないものの構造と頭の構造
死の論理と生の意味
マイノリティとマジョリティ
廃墟と死体
右と左
対称と無限
部分の反乱と全体
脳化と未来
著者等紹介
養老孟司[ヨウロウタケシ]
1937年鎌倉生まれ。東京大学医学部卒業。解剖学専攻。現在東京大学医学部教授
吉田直哉[ヨシダナオヤ]
1931年東京生まれ。東京大学文学部哲学科卒業。NHKディレクターとしてドキュメンタリーの「日本の素顔」「明治百年」「未来への遺産」「21世紀は警告する」などのシリーズ、大河ドラマ「太閤記」「源義経」「樅ノ木は残った」などを演出。1990年より武蔵美術大学映像学科主任教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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へくとぱすかる
31
視覚と聴覚は、異質な感覚だということから話は始まる。擬態が進化論のアキレス腱だという話はうなずける。中立説と比較検討したらどうなるだろう。身体の部分と全体との関係が、なぜか個人と社会との関係に化けたり、議論が、ちょっと勇み足かな、と思える領域になっていく。しかし説得力はある。ところで、養老先生が「うる星やつら」をしっかり読んでおられるのには脱帽。「揚豚(カツ)!」2016/11/08
のんき
1
不思議な発想をする人同士での対談。ついて行けるところは凄く面白いのだけどついていけなくなるともうただポカーンとするばかり。でもそれはそれで楽しい。話している二人が楽しそうだから。2009/08/31
mejiro
0
二人の博識と経験が詰まっていてどの話もおもしろかった。2013/12/25
tk
0
借りたけど読み始めて2ページでなんか違うと直感したから読むのをやめた。2011/08/07
しんこい
0
養老氏の話はいつも面白いが、もっと吉田直哉の映像に関する見識とぶつかる対談を期待していました。2010/06/12