コンとアンジ

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コンとアンジ

  • 井鯉 こま【著】
  • 価格 ¥1,430(本体¥1,300)
  • 筑摩書房(2014/11発売)
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  • サイズ B6判/ページ数 169p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784480804532
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

18歳の娘コン、異国で騙し騙され、恋に落ちる――。軽妙、濃密な文体で語られる、めくるめく幻想恋愛冒険譚! 第30回太宰治賞受賞。短編「蟹牢のはなし」併録。

内容説明

「生まれて死ぬあいだになにを入れる。自分なら」18歳の娘コンは、異国の安宿でだまされ無一文になり、怪しげな貿易会社「マソン商会」にたどり着く。性と年齢を偽り「小僧」として働くことになったコンは、やがて謎多き先輩アンジに恋をする―。第三〇回太宰治賞受賞作。

著者等紹介

井鯉こま[イコイコマ]
1979年生まれ。神奈川県横浜市出身。東京外国語大学外国語学部卒業。「コンとアンジ」で第三〇回大宰治賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

なゆ

47
第三〇回太宰治賞受賞作で、楽しみにしてた作品。今(コン)は旅の途中の18歳の女の子。異国の地で有り金を騙し取られるが、カタコトながらも男の子に化けて働き始める。そして恋に落っこちてしまう。コンとアンジが、何処へ辿りつくのか…勢いに乗せられて、ハラハラドキドキと。そんな恋愛冒険譚。コン、逞しいのか懲りないのか。ポンポンと勢いのある文章が楽しい。アジアのどっかの国の外国人居留区という、様々な匂いが混じり合い、いろんな言葉が飛び交う混沌とした騒がしさが、文章から滲み出るよう。ああ、頭から離れない…〝パヨん〟が。2015/01/10

Ikutan

41
なんだか不思議な小説ですね。いきなり ぽんぽんと、独特なリズムで引き込まれ、いつの間にか コンと一緒に怪しげな異国の港町に連れて行かれてしまった。不衛生で胡散臭い町で 色んな言葉にまみれて、雰囲気だけのコミニケーション。騙し、騙され、どうなることかとハラハラ。そんな彼女が恋するのは、今一つつかみどころのない、謎だらけのアンジ。ああ、やっぱりと心配したけれど、いやぁ 最後がこんな運命とは。自分の気持ちに素直な彼女は、強運の持ち主だったのね。その逞しさは天晴れだよ。2015/01/25

007

22
★★★☆☆ 太宰治賞作。出だしの一行目からすっかりヘンテコな世界に取り込まれてしまった。独特のリズムの文章と異国の地での騒動。余りにも奇抜で理解の範疇を超えたが、この雰囲気悪くない。雑草のごとく生きる彼らの逞しいことよ。2015/01/14

野のこ

10
文章は雰囲気があってとても好きだけど、コンぼくパヨん、一途すぎる。アンジ、スナフキンやろーめムカッ!兄貴は王様お抱えのコメディアン。最後は開放されて良かったね。緑、紫、オレンジのマダラ卵に卵の形の建造物気になります。どこの国かな?「蟹の牢」妻をピンクのスベスベサンゴ蟹と妄想する夫。蟹ばかりでちょっと気持ち悪くなった。2016/08/22

ダミアン4号

8
一言で表現するなら、不思議な本って感じでしょうか…主人公の“涼(すず)”という人物のバックボーンもわからない部分が多いし、旅している場所も東南アジアのどっかの国という事はわかるんだけど…時代も現代なのやら近未来なのか?人は皆“旅人”という言葉と同時に騙されて方が馬鹿なのか?はたまたたくましいのか?(笑)2015/01/17

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